株式会社サーティファイは、一般社団法人デジタル人材共創連盟(デジ連)と、サーティファイが提供する「教科情報検定®」の監修基本契約を締結したと発表しました。
この連携により、より質の高い試験問題の提供が可能となり、高校の共通必履修科目となった「情報Ⅰ」やプログラミングに関する検定試験、教材等の開発・提供、情報科教員などの指導者を対象とした学習・指導支援の情報提供などを通じて、若年層のデジタル関連活動の活性化を推進していくとのことです。
サーティファイは、1983年の設立以来、情報処理技術者能力認定試験をはじめとする情報処理能力、プログラミング能力などを測定・評価する資格検定試験を提供してきました。近年では、オンライン試験サービス「スマート入試®」の提供や、eラーニングサービスの提供など、「学びのDX化」への取り組みを加速させています。
2022年度より高等学校において「情報Ⅰ」が共通必履修科目となったことや、2025年1月の大学入学共通テストより「情報」が科目として出題されることを受け、サーティファイは、中学生・高校生を中心とする若年層へのデジタル教育情報の発信を行うデジ連の理念と事業目的に共感し、2023年9月1日に正会員として加盟しました。
サーティファイが2024年4月にリリースした「情報Ⅰ」に対応する検定試験「教科情報検定®」は、デジ連が掲げる情報科教育を通じた若年層のデジタル関連活動の活性化の理念と一致したことから、今回の監修基本契約締結に至りました。デジ連の監修により、提供する試験問題に更なる信頼性と専門性を付与していくとのことです。
デジ連は、中高生等のデジタル関連活動支援を目的に、2022年7月に設立されました。経済産業省、文部科学省等と連携し、デジタル関連活動の普及や指導人材の育成に取り組んでいます。高校での情報Ⅰの必修化、情報Ⅱの拡大を文部科学省と連携し支援するとともに、未来のデジタル人材候補として期待される中学生・高校生等のデジタル関連の部活動及び個人のデジタル活動を活性化・高度化させ、生徒1人ひとりのデジタルスキルなどの向上を図るべく、産業界と教育界が連携して事業を展開しています。
今回の監修連携により、より質の高い検定試験が提供されることで、若年層のデジタルスキル向上に大きく貢献することが期待されます。