イグス新工場設立
2025-03-05 11:43:12

イグス、栃木県さくら市に新たな製造拠点を設立

イグス、栃木県さくら市に新工場を設立



イグス(本社:東京都墨田区)は、栃木県さくら市に新たな製造拠点を設けることを発表しました。この新工場の延床面積は約10,000㎡で、2026年春に完成予定です。この動きは、イグスが拡大を続ける中、より効率的な生産体制と物流の最適化を目指すための重要なステップです。

新工場の概要


新工場は、さくら市上阿久津に位置し、敷地面積は41,833㎡にわたります。2025年5月から着工し、2026年春には稼働を開始する見込みです。取り扱い製品は、ケーブル保護管、ケーブル、レディーチェーン、樹脂ベアリングなど多岐にわたります。

移転の背景と目的


自社の成長により、これまで栃木県内の4つの拠点での生産に限界が生じていました。特に自動化や省力化設備の導入に困難を感じていたため、新たな工場での効率的な生産ラインの構築が急務となっていました。また、将来のビジネス拡大への対応や倉庫機能の充実も大きな課題でした。

こうした背景から、イグスは約35億円を投資して新工場の建設を決定し、さくら市に事業用の土地を確保しました。オンラインの在庫・アセンブリー機能は、全てこの新しい工場に集約される計画です。

新拠点の特長


新工場では4拠点の機能を一つに集約することにより、工場間の輸送を削減し、物流効率の向上を図ります。さらに、2024年比で在庫保管能力が約70%増加する見込みです。また、生産ラインの自動化や新しい倉庫システムの導入により、労働生産性の向上を実現します。新工場の隣には5,000㎡の土地も確保しており、将来的な拡張にも対応可能です。

今後の展望


イグスは、効率的な生産体制を維持しながら、迅速かつ安定した製品供給を通じて、日本の産業界の成長に寄与していく方針です。新工場の設立は、生産性の向上だけでなく、顧客満足度の向上にもつながると期待されています。

横の連携を強化し、同社の未来を見据えた持続可能な事業運営を行うことで、より多くのお客様に応えられることを目指しています。イグスは、これからも業界のリーダーとして、革新と品質を追求し続けます。

イグスについて


イグスは、ドイツに本社を置く企業で、エンジニアリングプラスチック製品の開発・製造・販売を手掛けています。1946年に創業以来、無潤滑高機能プラスチックを使用した製品でリーディングポジションを維持しています。また、世界80カ国以上で事業を展開し、2022年には約1500億円の売上を記録しました。環境への配慮も強化しており、リサイクルプログラムやプラスチックごみの減少に向けたプロジェクトを進めています。


画像1

会社情報

会社名
イグス株式会社
住所
東京都墨田区錦糸1-2-1アルカセントラル15階
電話番号
03-5819-2030

関連リンク

サードペディア百科事典: 栃木県 新工場 さくら市 イグス

Wiki3: 栃木県 新工場 さくら市 イグス

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。