眼鏡の聖地再生計画
2021-10-01 12:00:08

伝統技術を現代に受け継ぐ「MAL for Traditional Style」プロジェクト始動

福井県鯖江の伝統技術を守るための新しい挑戦



福井県鯖江は、国内で約90%のメガネが生産される眼鏡産地として有名です。しかし、近年、技術やノウハウが海外に流出し、地域産業の衰退が懸念されていました。そんな中、眼鏡業界を活性化するために立ち上がった「MAL for Traditional Style」プロジェクトが、クラウドファンディングプラットフォーム「READYFOR」での支援を募っています。

プロジェクトの背景


眼鏡製造技術が引き継がれなくなりつつある中、鯖江産地のサプライチェーンが変化しています。この影響で、地元の職人たちの仕事が減り、未来の職人育成が難しくなっています。私たちは、鯖江の眼鏡産業を復活させ、地域の伝統と技術を未来へつなげるため、このプロジェクトを立ち上げました。

新素材サンプラチナの復活


今回のプロジェクトでは、日本の伝統的な素材「サンプラチナ」を再び注目させることを目指します。この素材はかつて、高級眼鏡フレームの代名詞として鯖江で製造されていました。近年、軽量なチタンフレームが主流になりましたが、サンプラチナの独自の魅力と性能を生かした新しい眼鏡フレーム「MAL for Traditional Style」を開発します。

具体的には、昭和天皇が愛用していたサンプラチナ製の丸形眼鏡をモチーフにしたツーポイントフレームが特徴です。そのデザインはシンプルながら、強度や耐久性に優れています。

職人による手作業の重要性


福井の熟練した職人たちが、少量生産で丹念に作る「MAL for Traditional Style」は、サステナブルな製法を重視しています。省エネルギーで効率的な昔ながらの製法は、これからの時代においても価値を失いません。細部にまでこだわった製品づくりは、まさに職人技の結晶です。

このプロジェクトで展開される眼鏡は「ツーポイント(リムレス)」タイプで、レンズに直接穴を開け、ネジだけで固定するシンプルなデザインが特徴です。使われるサンプラチナは柔らかな光沢を放ち、丸型レンズとの組み合わせが見事に調和しています。

豊富なバリエーション


「MAL for Traditional Style」には、様々なデザインが用意されています。通常のテンプルの「カネテ」、耳の後ろに巻きつけるタイプの「ナワテ」、ノーズパッドがある「マンレイ」など、4パターンのスタイルが選べます。

リターンの魅力


参加者には、寄附金額に応じて多彩なリターンが用意されています。5,000円の寄附では越前漆塗り箸、10,000円以上ではサンプラチナフレーム目当ての方にも特別な眼鏡が手に入ります。また、寄附を通じて地域の伝統文化に貢献できるだけでなく、素晴らしいリターンを受け取れる機会があります。

ふるさと納税の恩恵


本プロジェクトは「ふるさと納税」の対象です。寄附金額のうち、2,000円を超える部分については住民税から控除が受けられるため、実質的には少ない負担で地域支援未つながるチャンスです。この機会にぜひ、福井県鯖江を支えるプロジェクトに参加してみてはいかがでしょうか。

福井県鯖江の眼鏡産業を再生させ、新たな歴史を築く「MAL for Traditional Style」。私たちの地域の未来を一緒に支えましょう!

会社情報

会社名
有限会社オプト.デュオ
住所
福井県鯖江市北中町539
電話番号
0778-65-2374

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