日本シグマックス、工場設備展での出展
日本シグマックス株式会社は、2024年10月2日から4日までインテックス大阪で行われている「第9回工場設備・備品展」に出展します。特に、作業環境における身体的負担を軽減するためのさまざまなサポーターやアシストスーツ、暑熱対策製品が展示されます。このイベントは製造業や物流業などの関係者が集まり、ビジネスマッチングが行われる重要な場です。
出展製品
出展される製品は、主に「メディエイド ワーカーズケア」ラインナップから選ばれています。これには関節サポーターやアシストスーツが含まれており、腰痛の原因となる身体の負担を軽減することが目的とされています。特に製造業や物流業に携わる作業者には、身体の負担を軽減する必要性が高まっています。医療現場での豊富な経験を基に開発された商品の展示は、多くの関心を集めるでしょう。
現在の労働災害問題
腰痛が労働災害の主な原因の一つであることは広く知られています。厚生労働省の調査によれば、休業4日以上を要する職業疾病のうち、腰痛は約60%を占めています。また、製造業や物流業では労働者が高齢化していることもあり、物を持ち上げたり運んだりする作業での腰の負担は重要な問題となっています。
実際、令和5年度の労働災害発生状況によると、腰の負担による傷害者の数は前年比で増加しており、特に「無理な動作」が問題視されています。このような背景から、腰痛対策が急務となっています。「メディエイド」は、こうした労働環境を改善するための具体的な製品を提供しています。
展示される具体的なアイテム
1.
メディエイド サポーター各種
医療現場向けに開発された経験に基づき、生活者向けのサポーターが展開されます。特に腰、ヒザ、手首、ヒジのサポーターなど、各部位の負担を軽減するための設計がなされています。
2.
メディエイド アシストギア 腰ユニット
作業時の身体の負担を軽減するために設計されたこのアシストギアは、特に製造業や物流業界の現場で活用されています。
3.
マッスルスーツ Soft-Power
これは人工筋肉を組み込んだアシストスーツで、腰の負担を35%軽減することができ、軽量でありながら長時間の使用にも耐えることができます。
企業向けサービスの提供
日本シグマックスは、企業向けの腰痛対策サービスも提供しています。これには腰専門のコンディショニングスタジオ「SCS」が関わり、医学専門家によるサポートを通じて、企業内での腰痛対策や身体のケアに貢献しています。
企業情報
日本シグマックスは1973年に設立され、整形外科分野に特化した製品を提供してきました。近年は「メディエイド」を通じて働く人々に寄り添った製品開発を行い、労働安全衛生の向上に努めています。
この「第9回工場設備・備品展」の出展を通じて、企業や関係者との連携を強化し、身体活動の支援に寄与することを目指しています。