三井オーシャンフジ、初代船長発表
商船三井クルーズ株式会社が手掛ける新たなクルーズブランド「三井オーシャンクルーズ」の一環として、2024年12月1日にデビュー予定の新船「三井オーシャンフジ」の発表が行われました。このクルーズ船は、初代船長をはじめ、経験豊富なシニアオフィサー陣を備え、お客様に優雅な航海を提供することを目指しています。
初代船長の経歴
新たな船長には、キム・ロジャー・カールソンが就任します。35年以上の海事業界でのキャリアを持ち、フェリーからクルーズ船まで多岐にわたる指揮経験があります。過去20年間はノルウェージャンクルーズラインで多様な航海を監督し、70 を超える国籍を持つクルーとの協業を行ってきました。特に、最近ではノルウェージャン ビバの就航を指揮しました。カールソン船長は、新環境への適応力と自己研鑽に励む姿勢が評価されており、お客様に最高のサービスを提供するためのリーダーシップを発揮しています。
機関長と副船長
船長に加えて、機関長にはディヤン・ショポフが就任しました。彼は海事・エネルギー業界で22年以上の経験を持ち、海洋工学や戦略的ソーシングなどに精通しています。以前はエジプトでエンジンと発電機の管理を担当し、安全性や性能を確保するための監督を行いました。また、副船長のサイモン・ウェストールも28年のキャリアを持ち、スワンヘレニックでの船長経験を持つ信頼の置けるメンバーです。
ホテルゼネラルマネージャー
さらに、川野 恵一郎が三井オーシャンフジのホテルゼネラルマネージャーとして船旅の質を高め、34年間の経験を活かしてサービス管理に取り組みます。これまでの業績として、にっぽん丸でのクルーズディレクターやゼネラルマネージャー職を任され、多くのクルーズ客に高い満足度を提供してきた実績があります。
三井オーシャンフジについて
三井オーシャンフジは、定員458名、総トン数32,477トンのクルーズ船で、日本初の全客室スイートキャビンを搭載した豪華な船です。多彩な文化と美しい自然を満喫できる寄港地を巡りながら、美味しい料理と心温まる人々との出会いを楽しむ体験が待っています。クルーズのデビューに向けて、すでに多くの期待が寄せられています。
お客様へのおもてなし
デビュークルーズでは、特別記念品や無料の飲食サービス、Wi-Fiが提供され、贅沢な船旅を楽しむことができます。多彩な寄港地での観光ツアーも用意され、クルーズの楽しさが広がります。このように三井オーシャンフジでは、お客様の満足度を高めるための魅力を備えています。
東海岸を発着するクルーズプランも多様に準備されており、異なる地域を巡る興奮と新たな出会いを提供することを目指しています。そして、MITSUI OCEAN CRUISESはこれらの活動を通して、日本におけるクルーズ業界の先駆者としての地位を築いていくことでしょう。
新しい船旅の幕開けを迎える三井オーシャンフジに、皆様もぜひご乗船をご検討いただければと思います。