開発生産性Conference2025開催決定
日本のIT業界における重要なカンファレンスである「開発生産性Conference 2025」が、2025年7月3日と4日の2日間にわたり、東京・丸の内のJPタワー ホール&カンファレンスで開催されます。このイベントは、開発生産性向上に向けた最新の知見とベストプラクティスが共有される場として、多くの企業関係者から注目されています。
カンファレンスの背景
「2025年の崖」と呼ばれる問題が現実化する中、システムの老朽化やIT人材不足が深刻な課題として浮上しています。経済産業省によると、2025年までにIT人材の不足が43万人に達すると予測されており、特に大企業における基幹システムの約60%が導入から21年以上経過している状況です。このような背景から、開発生産性の向上が企業の競争力を保つための鍵となっているのです。
競争力強化の手段
近年の技術革新、特に生成AIやデータ解析、機械学習などが、開発プロセスの効率化において高い期待を持たれています。このカンファレンスでは、これらの先進技術を活用した事例やテクニックが紹介され、参加者が各社の課題解決に向けた具体的なアプローチを学ぶことができる場となります。さらに、過去の成功事例やノウハウの共有も重要なプログラムの一つです。
著名講師による基調講演
今回のカンファレンスでは、『テスト駆動開発』の著者でありアジャイル開発の先駆者でもあるKent Beck氏の来日が決定しています。彼は、最新のソフトウェア開発に関する洞察を共有し、参加者に新たな視点を提供します。また、Kent氏と共に、技術書の翻訳者でもある和田卓人氏も登壇し、開発生産性の観点から絶妙な洞察を語る予定です。
参加対象者
今回のカンファレンスには、スタートアップからエンタープライズ企業まで幅広く企業の意思決定層に参加してほしいと考えています。具体的には、エンジニアマネージャー(EM)やテクニカルリード、CTOといった役職の方々です。これらの方々が集まり、開発生産性に向けた取り組みを進めるための貴重なネットワーキングが期待されています。
スポンサーシップの機会
ファインディ株式会社は、カンファレンスのスポンサーを募集しています。スポンサー企業には、他の参加者と接点を持つチャンスがあり、技術の発信とブランディングを行う場を提供します。参加者数は過去に2,000名を超え、幅広い業種からの関心が寄せられていますので、今後の企業戦略においても重要なイベントとなるでしょう。
過去の実績
開発生産性Conferenceは、過去2年間で参加者数が増加しており、2023年には1,667名、2024年には2,115名と多くのエンジニアが集まりました。参加者は、オフラインのセッションに加えてオンラインでも視聴可能で、より多くの人々に開発技術や生産性の向上に関する学びの機会を提供し続けています。
企業紹介
ファインディ株式会社は、2016年に設立されたスタートアップで、ITエンジニアに特化したプラットフォームを提供しています。彼らが展開するプロダクト「Findy Team+」は、開発生産性の可視化と向上支援に向けたSaaSで、多くの企業に導入されています。カンファレンスを通じて、より多くの企業が開発生産性向上に向けた取り組みを推進できることを期待しています。
【お問い合わせ】
公式ウェブサイト:
ファインディ株式会社
このカンファレンスが、参加者にとって価値ある学びの場となることを期待しています。