家族農業をサポートする「ノウタス株式会社」の新設に迫る

ノウタス株式会社の設立とその背景

2022年4月4日、東京都港区にて新たに設立された「ノウタス株式会社」は、家族農業とその持続可能性に特化した事業を展開する企業です。創業メンバーの多くは、各自の実家が家族経営による農業を営む者たちであり、長い間都会で働いてきたものの、自身の家業における後継問題やデジタル化の課題に直面してきました。家族農業は日本の農業経営体の約96.4%を占めており、これは全国多くの家族が直面している問題です。

また、世界中においても同様の課題は広がっており、SDGsの観点からも「持続可能な農業」は重要なテーマ中の一つとされています。そこで、ノウタス株式会社は農業とデジタル革新の架け橋を目指し、他業界とのオープンイノベーションを推進することで、農家のニーズに合ったさまざまなデジタルサービスを提供することを目的としています。

主要事業内容

ノウタス株式会社が展開する主要な事業内容は以下の通りです。

1. 農業関連のデジタルサービス企画開発
- Agri Fintech（農スコアや産直モールなど）
- バーティカルSaaS（Farming as a Service）
- スマート農業（営農アプリの開発、海外農園のリモート運営）

2. 農業関連イベント、プロモーション企画運営
- Agritainment（農業を楽しむ企画）
- ノウタスワーケーション（農業とワーケーションの融合）
- オンライン果物狩りや農Tuber

3. オウンドメディアの運営
- 「クダモノガリプラス」などの情報発信を行うメディアも展開しています。

こうした取り組みを通じて、農業のデジタル化を促進し、農業に関われる新たな価値を提供することを目指します。

ボードメンバーの紹介

ノウタス株式会社の運営には、多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まっています。

- 代表取締役CEO 髙橋明久

商社や外資系コンサルティングファームでの経験を持ち、実家の農業支援を契機に新たな事業をスタートしました。

- 副社長取締役石原良太

大手人材企業での経験を生かし、カンボジアでの事業展開を行っている。

- 副社長取締役CTO 佐々木陸衣

大手印刷会社でのエンジニア経験をもとに、テクノロジーを駆使したサービスを推進。

- 取締役CSO 岡木宏之

現役農家の視点をビジネスに組み込む戦略を立案。

- 取締役CAO 石田淳也

事業提携の策定や地域とのコラボレーションを担当しております。

今後の展望

ノウタス株式会社は、家族農業の持続可能性を実現するために、デジタル化の推進や農業界の多様なニーズに応えるサービスを展開していきます。この流れを加速させることにより、農業分野における高付加価値化や生産性向上を実現し、その結果として持続可能な未来に貢献していくことを目指しています。

詳細は公式サイト（ノウタス株式会社）をご確認ください。