オンライン座談会『ことば茶話』が実現
毎日新聞社は、2025年9月21日(日)に「毎日ことばplus」というサイトを通じて、オンラインイベント『ことば茶話』の第13回を開催します。今回は、毎日新聞の校閲記者と朝日新聞の校閲センターから招待された記者が共に参加し、「赤ペン座談会」を行います。こうした同業者による対話の場は、校閲業界では珍しく、彼らの仕事に対する情熱や、日々の苦労、楽しみを共有する貴重な機会となります。
イベントの詳細
このイベントは、毎日新聞校閲センターが主催する有料会員向けサービスの一環で、隔月に開催されるトークイベントです。これまでも多くの言葉に関するトピックを取り上げてきましたが、今回は校閲の仕事に特化したテーマを設定し、異なる社風に身を置く校閲記者が集まり、それぞれの経験や悩みについて意見を交わします。
参加者には、毎日新聞の大西咲子と大庭穂香、朝日新聞の米田千佐子と武長佑輔の計4名が名を連ねます。それぞれのプロフィールを覗いてみると、独自のバックグラウンドを持つ彼らがどのように校閲の現場で活躍しているのか伺うことができます。
校閲記者のバックグラウンド
京都出身で、2014年に毎日新聞社に入社した経歴を持つ。大阪での勤務を経て東京に異動し、夕刊やニュースサイトの校閲を担当。また、奈良支局での取材経験も活かし、校閲の視点からニュースを深く理解している。
兵庫県出身で、2017年に朝日新聞社に入社。校閲記者としての経験を活かし、トークイベントでも多彩なテーマについて取り扱ってきた。奈良総局での活動を通じて、地域に根ざした報道にも力を入れてきた。
大阪出身で、校閲記者一筋で取り組む。特に在宅勤務を通じた新たな校閲手法の模索や、国際ニュース校閲での語学力の活用も行っている。
高校の国語科での経験から日本語に興味を持ち、2023年に毎日新聞社に入社。校閲だけでなく、動画講座の制作にも関わり、若手校閲記者として新しい挑戦を続けている。
参加方法
イベントはZoomを介して行われます。事前にZoomアプリをインストールし、参加登録をしておく必要があります。有料会員であれば、特に申し込みをすることなく視聴できますが、参加希望者は事前に登録を済ませ、視聴用のURLを受け取る必要があります。イベントの放送日は15時から18時半まで。アーカイブも用意されており、参加できなかった方も視聴可能です。
この座談会が、校閲業務の新たな光を当て、業界内の情報交換の場として価値あるひとときになることを期待しています。