新規事業の成功は組織の力に左右される
新規事業の開発において成功を収めるためには、組織全体が一体となり、各部署がスムーズに連携することが重要です。しかし、多くの企業では新規事業の成功率は思うようにいかず、様々な課題が立ちはだかっています。そんな中、東京都渋谷区に本社を構える株式会社bridgeは、「新規事業の自走化」に着目したワークブック「新規事業を自走する組織になるための10のアジェンダ」を新たに公開しました。この実践的なワークブックを通じて、多くの企業が新規事業を生み出し続ける仕組みを手に入れることができるでしょう。
自走の壁をどう乗り越えるか
新規事業開発の最も大きな障壁の一つは「自走の壁」です。アイデアがあるにもかかわらず、経営層と現場の意識に乖離が生じ、事業が進まなくなることが多々あります。アイデア創出や初期検証がうまく行われる一方で、組織が事業を持続可能な形で成長できる体制を確立することができず、結果として立ち往生することがしばしばです。
新規事業の成功には、経営陣と現場の両者が協力して進むことが不可欠です。しかし、経営の指示と現場の評価制度の間にギャップが生じることが多く、これが成功の障害となります。bridgeは、この矛盾を解消し、企業全体が自走できる体制を構築する手助けをしています。
このため、同社は「新規事業自走化10の観点」を導入し、組織内の不整合を洗い出し、改善するフレームワークを提供しています。このフレームワークは、組織内での共通言語を生み出し、異なる部門同士の協力を促す役割を果たします。
10のアジェンダをもとにした新規事業の成功
「新規事業の自走化」とは、外部のコンサルタントに頼らず、自らの力で新規事業を継続的に展開していく組織になることを意味します。そのためには、組織全体が新規事業に対する方針や目標を共有し、戦略を浸透させるための連携が欠かせません。このワークブックでは、経営陣のコミットメントや新規事業の方針、社内の連携、意思決定の重要性に焦点を当てています。
特に、経営陣の明確なビジョンが他の部署にどのように反映され、事業活動に具体的に影響を与えるかを解説。10のアジェンダはそれぞれのテーマで具体的な事例と実践的な方法論を提供し、自社に合ったプロセスを構築する手助けをするように設計されています。
「わかりあえない問題」を解決するために
株式会社bridgeが新規事業支援を通じて見出した重大な課題は、組織内に存在する「わかりあえない問題」です。この問題が、多くの有望なプロジェクトを停滞させてしまっています。この「わかりあえない問題」をどう解消するのかが、成功するための鍵となります。巻頭のインタビューでは、組織のコミュニケーションを効率化するための共通言語の重要性が語られ、企業が広く変革を促す方法も探ります。
ワークブックの入手方法
このワークブックは、株式会社bridgeの公式ウェブサイトから無料でダウンロード可能です。新規事業の自走化に興味がある方はぜひ手に取ってみてください。
セミナーアーカイブも公開中
さらに、bridge代表の大長が行ったセミナー「自走する組織 vs 停滞する組織」のアーカイブ動画も公開中です。このセミナーでは、新規事業の自走化に必要な要素が実際の企業のケーススタディとともに10の観点から詳しく解説されています。興味のある方は、そちらもぜひご覧ください。
株式会社bridgeの役割
株式会社bridgeは、「事業を創る人と組織」を支援する企業で、その特徴は、数多くの業種での事業開発の経験を基にしたナレッジの活用にあります。新規事業の阻害要因を見える化し、解決のための道筋を明確にするアプローチを提供しています。同社は、専門知識や洞察をもとに伴走し、企業が自走する組織を構築する力を育てます。