リックス株式会社、熊本県西原村と基本協定を締結
リックス株式会社(本社:福岡市博多区)が、熊本県西原村との間で「企業立地に関する基本協定」を結びました。この協定は、同社が西原村に半導体関連の修理工場を設置することを目的としています。
地域経済における重要な一歩
地域経済の活性化を図るため、リックス株式会社は新たな工場建設を通じて熊本県における存在感をさらに強めることを目指しています。新工場は、熊本県阿蘇郡西原村の「鳥子地区新工業団地(仮称)」に位置し、半導体製造工程に必要な各種周辺機器の修理・再生を行う予定です。所在地はセミコンテクノパークからも車で20分という恵まれた立地条件にあります。
取得予定の土地は約6,481㎡、金額は97,215,000円(予定)であり、詳細については西原村の公式ホームページでも情報が提供されています。
迅速なサービス提供を実現
リックス株式会社は、半導体メーカー向けに幅広い製品やサービスを展開しており、今回の工場設立により、現地での迅速な修理や再生サービスが可能となります。顧客ニーズへのレスポンスを早めることで、地域の半導体関連企業との信頼関係を深め、高品質なサービス提供の実現を目指しています。
加えて、新工場では修理・再生の機能にとどまらず、倉庫機能も併設することで更なる効率を追求。地域内での機能性向上はもちろん、周辺企業にとってもコスト効率を高める要因となるでしょう。
議会での承認と今後の計画
今後のスケジュールとしては、2025年4月に基本協定が締結され、同年12月には西原村議会で正式な契約書が承認される予定です。2026年1月には土地が引き渡され、同年10月には工場の操業を開始する計画を立てています。このプロジェクトは地域協力のもと、進展していくことが期待されています。
リックス株式会社について
リックス株式会社は、1907年の創業以来、産業機械や部品の製造・販売を行うメーカー商社として様々な分野に進出してきました。鉄鋼、自動車、電子・半導体などの業界に特化したサービスを展開し、地域経済の発展にも寄与しています。今回の西原村への進出は、企業としての成長を図ると同時に、産業全体に与えるインパクトにも注目が集まっています。「今後も地元コミュニティに貢献していきたい」とリックスの安井卓社長はコメントしています。
リックス株式会社の詳細な情報や事業内容については、公式ウェブサイトでご覧いただけます。