美大・芸大を目指す学生たちの作品を楽しめる「塾展」が、河合塾美術研究所新宿校で開催されます。この作品展は、9月7日(土)から8日(日)の2日間にわたり、一般公開され、誰でも自由に観覧することができます。肌で感じるアートの力。
「塾展」は、美術系の進学を志す生徒たちが自身の未来を見据え、自由な発想で創造した作品を披露するための特別な場です。普段の課題制作から一歩踏み出し、大きなテーマのもとで生徒たちが力を合わせて作り上げるアートの祭典は、毎年多くの人々に愛されています。少子化が進む中でも、美術大学への志望者が年々増加していることも、今のアートブームを物語っています。
今年の「塾展」では、本科生や専科生による作品が展示され、さらには中学生から高校生に至るまでの自画像展もあります。各アトリエで制作された作品たちは、受験を越えた新たなアートの形を見せてくれます。特に注目したいのは、自画像展。1階のギャラリーKartでは、塾生一人ひとりの個性が際立つ自画像が壁を埋め尽くし、観覧者に深い感動を与えます。
「塾展」は、未来のアーティストたちにとっての大きな励みとなり、多くの人にアートを身近に感じてもらう貴重な機会です。入場は無料で、今回の展示は前もっての申し込みは必要ありません。9月8日(日)の最終入場時間は14時であり、皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
また、作品展だけでなく、美術科の教員を対象に美大入試研究会も開催されます。この研究会では、美大入試の最新動向についての基調講演と、各専攻の個別指導相談が行われる予定です。美大・芸大に進学する道を歩む教員にとっても、きっと有意義な時間になることでしょう。
河合塾美術研究所は、東京と名古屋で専門的な美術コースを展開しており、生徒一人ひとりの個性を大切にした教育を行っています。アートを学び、共に成長できる環境が整っており、2024年春には多くの生徒が東京芸術大学への合格を果たしました。アートに対する情熱を持ったすべての方々に、この素晴らしいイベントをぜひ体験していただきたいと思っています。アートの力を再認識する、そんな機会をお見逃しなく!