GPS無線機IC-DRC1
2018-11-01 14:01:29

高齢者の見守りに最適!新GPS無線機IC-DRC1の魅力

GPS無線機IC-DRC1の新たな可能性



我が国では、65歳以上の高齢者が4人に1人の割合を占めており、2035年にはその数は3人に1人に達すると予想されています。この状況を受け、行方不明となる高齢者も増えており、昨年1年間で1.5万人を超えました(総務省・警察庁資料)。

このような背景を踏まえ、一般社団法人電波産業会は2018年7月に「デジタル小電力コミュニティ無線システム」の新規格を策定しました。その新規格に対応した製品が、無線機IC-DRC1です。

IC-DRC1の主な特徴


IC-DRC1の最大の武器は、GPS機能です。これにより、通信相手の位置を正確に把握でき、特に見守りが必要な高齢者や子どもの位置をリアルタイムで監視することが可能です。無線機の画面上には相手の方向と距離が表示され、例えば「南東方向に約300m」はっきりとわかるのです。さらに、付属のソフトウェアRS-DRC1を使うことで、PCの画面に地図で位置を表示することもでき、可視化されたデータは利用者にとって非常に便利です。

また、この無線機は周囲の音を遠隔操作でモニタリングする機能があり、異常をいち早く察知することができるため、万が一の事態にも迅速に対応が可能です。周囲への呼びかけもできるため、安心感が大いに増すでしょう。

様々なシーンで活躍


IC-DRC1は、デイリーユースでも活躍する機能を多数備えています。FMラジオ機能も搭載しているため、災害時やイベント時などには情報収集のためのツールとしても便利です。さらにUSBケーブルで充電できるため、アウトドアなどでの利用もスムーズです。無線機の利用には特別な資格や許可が不要という点も、すぐに使いやすい大きな魅力です。

従来の無線機では通信距離は数百メートルに留まりますが、IC-DRC1は市街地で約500m、郊外では最大2km※まで通信可能。これは一般的な特定小電力無線機相比で圧倒的な長距離通話が可能なポイントです。

地域コミュニティの安全を実現


IC-DRC1は、個人使用はもちろん、自治体や自治会、趣味のサークルなど、さまざまなシーンでの情報共有や見守り、安心・安全を実現します。地域の人々が協力し合うことを促す無線機として、幅広く利用が進むことが期待されます。

主な仕様


この無線機は、ARIB規格STD-T99付録2に準拠し、500mWの送信出力を持ち、重さは約110gと軽量で持ち運びも便利です。また、IP54の防水性能を有しており、雨の日でも安心して使えます。充電池やACアダプター、USBケーブルなどの付属品も充実しており、すぐに使い始めることができます。

新しいGPS無線機IC-DRC1は地域社会の安心を支える頼もしいツールです。今後の利用促進に期待が寄せられています。

会社情報

会社名
アイコム株式会社
住所
大阪府大阪市平野区加美南1-1-32
電話番号
06-6793-5301

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