日本抹茶輸出機構の挑戦
2026年2月8日、テレビ東京の番組『全力イノベーターズ~SDGsに挑むZ世代~』で、日本抹茶輸出機構が特集されました。この番組では、世界的な抹茶の需要が増している中、抹茶が正しく理解されないまま流通しているという課題に対する、同機構の取り組みが紹介されました。
輸出の課題へのアプローチ
番組では、抹茶の価値やその背景を誤解なく海外に伝えるために、さまざまな取り組みが行われていることが強調されました。一つは、抹茶に関する情報を英語で発信することです。これは、抹茶の味や製法、歴史的背景などを整理し、海外市場向けに分かりやすく説明することを目的としています。
具体的には、抹茶の用途としての飲用や菓子、原料などの特性、さらには異なるグレードや品質評価についての情報を明確にし、海外のバイヤーへ適切に伝えられるような体制が整備されています。
生産者との連携
さらに、全国50箇所以上の抹茶生産者との連携も重要な取り組みの一つです。これにより、各国の嗜好に合わせた抹茶の選定が行われています。生産地や品種、摘採時期、粉砕方法などの特徴を整理し、特定の国や地域の味覚嗜好に応じた最適な抹茶を提案しています。
このプロセスでは、サンプルの提案から、品質条件のすり合わせ、安定供給を見据えたロット設計まで、一貫したサポートが行われます。これにより、ターゲット市場へのアプローチがスムーズに進むことでしょう。
今後の展開
日本抹茶輸出機構は、今後も国内生産者と連携を強化し、各国の嗜好や用途に合った抹茶を提案する活動を進める予定です。抹茶の品質や選定基準、適切な使用方法、そして文化的価値を正しく海外市場に届けるために、多言語での情報発信や取引先向けの資料整備にも力を入れています。
加えて、生産・加工・物流の各工程での課題整理と需給変動への対応力を高める体制づくりも支援していく方針です。
日本の抹茶産業は輸出拡大だけでなく、生産者の持続的収益確保や産地の価値向上を目指して健全な市場形成に貢献していくと期待されています。
日本抹茶輸出機構について
日本抹茶輸出機構は、『日本の抹茶を、世界へ。』というミッションのもと、抹茶の魅力を世界に発信することを目指しているスタートアップです。各産地の生産者と協力し、原料抹茶の卸業務やOEM・商品企画、海外販路開拓を支援しており、抹茶専門メディア『抹茶タイムズ』を通じて、文化とビジネスの両面から抹茶市場の拡大を図っています。
会社概要は以下の通りです:
本社:東京都豊島区上池袋2丁目23-2コーポ栄伸202号
設立日:2024年8月
資本金:21,000,000円
代表取締役:加藤憧
事業内容:抹茶の国内卸・輸出(海外向けB2B)、抹茶専門メディア『抹茶タイムズ』の運営など
このように、日本抹茶輸出機構はSDGsの理念に則り、Z世代の挑戦として、抹茶の持続可能な発展を目指しています。