ヤギと類設計室が強力な手を組み、探究学習を推進
株式会社ヤギと株式会社類設計室が協力し、教育分野で新たなプロジェクトを開始しました。この取り組みは、探究学習と事業を融合させることで、生徒たちが実社会で直面する課題を理解し、解決策を考える力を育むことを目的としています。
教育事業部の全日制スクール「類学舎」との連携
ヤギのプロジェクトは、類設計室が運営する全日制の教育機関「類学舎」とのコラボレーションです。生徒たちは、今後予定されている授業を通し、自らのアイデアを実際に形にする経験を持つことができます。このプロジェクトは、パートナー企業と共に生徒一人ひとりを支援しながら進められ、プロジェクトの一環として行われるワークショップでは、リサイクルに必要な部品を外す作業を体験することができます。
授業の内容と目的
すでに開催された授業では、ヤギの事業を紹介し、SDGs(持続可能な開発目標)に関連する課題を取り上げました。各国の事例から日本の具体例まで幅広く学び、将来的なキャリアや学習次第に影響を与えることを目指しました。さらに、SDGsボードゲームを活用することで、楽しみながらSDGsについて考える機会を設けることができました。
次回の授業では、アミアズ株式会社が展開する「Withal」プロジェクトの実物を交えた説明が行われ、日本国内の衣類がどのように廃棄されているのかを知るとともに、持続可能な社会への道筋を考えます。この授業は、実際に触れながらの学びを提供し、生徒たちの課題解決能力を育てることに寄与しています。
類学舎の教育理念
類学舎は2019年に設立され、探究を重視した教育を実施しています。そこでは、社会に根付いた学びや、仲間とのつながりを大切にしながら、豊かな経験を通じて自立した思考を育てるカリキュラムが組まれています。特に、実社会とつながる仕事の経験が重視されており、生徒たちは外部企業との協力を通じて、リアルな職業体験をとおして成長しています。
ヤギの活動と未来への展望
ヤギは1893年の創業以来、繊維商社として確固たる地位を築き、SDGsを意識したビジネス展開に力を入れています。2023年には130年の歴史を迎え、引き続き持続可能な社会の実現に向け、新たな価値創造を目指します。今回のプロジェクトもその一環であり、生徒たちの学びを通じて、より良い未来への架け橋を担っていくことを期待しています。
この教育プロジェクトを通じて、ヤギと類学舎がどのように新たな社会的価値を創造していくのか、今後の活動から目が離せません。