相鉄グループが国際園芸博覧会に向けた特別プロジェクトを始動
相模鉄道と相鉄ホールディングスが先日締結した協賛契約により、2027年に横浜で開催される国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)のプロモーション活動がスタートします。この取り組みは、相鉄グループの各社が協力し、特別な仕様の駅名標を掲出し、専用のラッピング電車やバスの運行を行うものです。
特別仕様駅名標の掲出
GREEN×EXPO 2027の玄関口となる、相模鉄道の瀬谷駅と三ツ境駅に特別デザインの駅名標が設置されます。設置は2025年3月18日から始まり、全9ヵ所に掲出される予定で、展示のスタート日は工事状況によって変更される可能性もあります。この特別な駅名標は、訪れる人々に未来の博覧会への期待感を高める役割を果たします。
ラッピング電車とバスの運行
さらに、相鉄グループは公式マスコットキャラクター「トゥンクトゥンク」をデザインしたラッピング電車とバスも運行します。ラッピング電車は2025年3月31日から9月下旬頃まで運行され、相鉄本線と相鉄いずみ野線を走る予定です。使用される車両は11000系で、側面には「GREEN×EXPO 2027」のビジュアルが施されています。
一方、ラッピングバスは2025年3月8日から運行を開始し、2027年9月下旬頃まで走行します。両者ともに、会場へのアクセスを促進し、参加者の期待感を盛り上げることが期待されています。
PR動画の放映
相模鉄道の車両には普段から設置されている車内ビジョンでも、GREEN×EXPO 2027のPR動画が放映される予定です。これにより、通勤・通学の際にも博覧会の情報が目に触れる機会が増え、広く認知されることを狙います。さらに、横浜市内の4駅ではホームドア広告を通じて、博覧会の開催を告知するためのPR活動も行われます。
横浜市との連携
相鉄ホールディングスは「Village 出展」の第一次内定者としても名を連ねています。この取り組みは、横浜市が進めている「街なか装飾」プロモーションとも連携し、地域全体で会期を盛り上げていくことが狙いです。
期待される効果
このようなプロジェクトは、横浜の地域活性化にも寄与すると期待されます。長期にわたるプロモーション活動を通じ、多くの人々に国際園芸博覧会の魅力や意義を伝えることができれば、成功と呼べるでしょう。
相鉄グループは、今後も地域との連携を強化しながら、持続可能な社会の実現にも寄与していく姿勢を示しています。今から2027年の国際園芸博覧会に向けた準備が着々と進行している様子は、地元の人々にとっても、自身の暮らす街が国際舞台に立つことを実感できる機会となります。これからの活動に目が離せません。
詳しい情報は、公式ウェブサイトもご確認ください。
GREEN×EXPO 2027公式サイト