2500年前のカレーを現代に
株式会社食欲が、2500年前の古代インドの食文化に由来する「お釈迦様が食べたかもしれないカレー」を一般販売開始しました。2025年には築地本願寺にて限定販売されたこのカレーは、好評を博し、2026年6月にレトルト化されて広く手に入るようになりました。
ロマンを感じる一杯
このカレーは、古代インドの文献や専門家への取材をもとに、その時代の食材を使用してレシピを開発しています。現代のカレーとは異なり、最初の一口では強いスパイシーさを感じられないものの、噛むほどに香る上品なスパイスの香りと微かな辛味が特徴です。味わいは深く、「お釈迦様も、この香りを嗅いでいたのかもしれない」というロマンを感じさせる仕上がりとなっています。
開発の背景
このプロジェクトは、株式会社食欲の代表である竹中直己氏が、新宿ゴールデン街で僧侶との出会いを通じて、仏教の食文化に興味を持ったことから始まりました。アーユルヴェーダ文献や初期仏教の食文化についての研究が行われ、古代の人々が食べていた食材にこだわったレシピが作られました。目指したのは、タイムトラベルのような「食」の旅を五感で体感できることです。
販売の反響
初めての限定販売時には、開始前から長蛇の列ができ、200食が僅か3時間で売り切れました。その後、SNSを通じて「食べてみたい」という多くの声が寄せられ、2026年4月には応援購入サービス「Makuake」を利用して再度商品の製造が始まり、短時間で目標金額を達成しました。そのため、一般販売に踏み切ることとなりました。
商品詳細
- - 商品名: お釈迦様が食べたかもしれないカレー
- - 内容量: 200g
- - 原材料: 国産鶏肉、ソテーオニオン、ごま油、ヨーグルト、しいたけ、おろし生姜、おろしにんにく、コリアンダー、食塩、クミン、ブラックペッパーなど。
- - 賞味期限: 製造日から2年間
- - 価格: 830円(税抜)
販売方法
株式会社食欲の公式オンラインショップや、スーパー、小売店、さらには仏教関連の店舗などでの取り扱いが行われています。卸販売については、小売店や個人店のみの取り扱いとなるため、興味のある方は指定のページからお問い合わせが可能です。
開発の工夫
このカレーの特徴は、約2500年前の食文化に基づいた食材選定です。初期の僧侶は、托鉢文化の中で様々な食材を利用していたことから、当時の食材を活かす努力がされています。また、現代的なカレーでは一般的なトマトや唐辛子は使用されておらず、代わりに古来から使われてきた7種のスパイスが選ばれています。全体として、古代に思いを馳せることができるカレーに仕上がっています。
まとめ
2500年前の歴史を感じながら、食文化を重んじるこのカレーを楽しむことで、古代の風を感じることができるでしょう。その独自の背景と歴史に敬意を表しながら、ぜひ一度口にしてみてはいかがでしょうか。株式会社食欲が心を込めてつくったこのカレーには、食を通じて仏教に触れるきっかけがあるかもしれません。