日本のAIスタートアップCarnot、米国シリコンバレー拠点に選抜！経済産業省支援プログラム参加

日本のAIスタートアップCarnot、米国シリコンバレー進出

日本のAIスタートアップ企業である株式会社Carnotが、経済産業省が設立したシリコンバレー拠点「Japan Innovation Campus」のコワーキングスペース利用メンバーに選抜されたことが明らかになりました。このプログラムは、日本のスタートアップ企業の米国市場進出を支援することを目的としており、Carnotは選抜企業の一つとして、今後、米国での事業展開を加速させていく予定です。

Carnot社と「Japan Innovation Campus」

Carnot社は「Create a perpetual motion machine.」を理念に掲げ、AIを活用した知的生産性向上ソリューションを提供しています。大規模言語モデルなどの最先端技術を駆使し、データに基づいた持続可能なエコシステムの構築を目指しています。同社は、今回の「Japan Innovation Campus」への参加を通じて、アメリカ市場への進出だけでなく、グローバルな人材獲得や技術開発にも力を入れることを表明しています。

「Japan Innovation Campus」は、経済産業省が主導し、現地アクセラレーターやベンチャーキャピタル、スタンフォード大学やカリフォルニア大学バークレー校などの名門大学、そしてJETRO（日本貿易振興機構）といった行政機関と連携して設立された拠点です。日本のスタートアップ企業に対し、資金調達や事業展開、さらには米国企業との連携機会を提供することで、グローバルな競争力を強化するための支援を行っています。

今後の展望

Carnot社は、今回の選抜を大きなチャンスと捉え、積極的な海外展開を進めていくと発表しています。具体的には、米国市場における顧客獲得、そして現地パートナーとの戦略的な提携関係構築を進める計画です。また、優秀な海外人材の採用にも力を入れることで、チームのグローバル化を推進し、企業としての成長を加速させると期待されています。

Carnot社は、AI技術を活用し、社会課題の解決や新たな価値創造に貢献するという高い志を持っています。シリコンバレーという世界的なイノベーションの中心地で、同社の技術がどのように進化し、世界に貢献していくのか、今後の展開に大きな注目が集まっています。

Carnot社概要

会社名: 株式会社Carnot
代表者: 代表取締役松森匠哉
所在地: 東京都港区六本木6丁目10−1 六本木ヒルズ森タワー15F
設立: 2022年10月20日
事業内容: AIを活用した知的生産性向上ソリューションの開発・提供
ウェブサイト: https://carnot.ai/

Japan Innovation Campus概要

設立: 経済産業省
目的: 日本のスタートアップ企業の米国市場進出支援
連携機関: 現地アクセラレーター、ベンチャーキャピタル、スタンフォード大学、カリフォルニア大学バークレー校、JETROなど
ウェブサイト: https://www.meti.go.jp/press/2023/11/20231114002/20231114002.html (参考情報)

この取り組みが、日本のAI技術の更なる発展と国際的な競争力強化に繋がることを期待します。