東京工芸大学が満点獲得!大学スマホ・サイトユーザビリティ調査
2024年の「大学スマホ・サイトユーザビリティ調査」で、東京工芸大学が全国1位を獲得し、初めてとなる100点満点のスコアを記録しました。これは、日経BPコンサルティングが実施した調査で、携帯電話の利用者に対して、大学のウェブサイトの使いやすさ、情報のアクセスのしやすさが評価されるものです。
この調査は、2004年から毎年実施されており、特に2015年以降はスマホサイトの専門的な分析が行われています。東京工芸大学は、昨年度のスコア97.33から大きく伸ばし、スコア100に到達しました。これにより、同大学のウェブサイトがいかに使いやすいかを際立たせる結果となりました。
ウェブサイト改善の取り組み
東京工芸大学では、2020年度から視認性と利用しやすさを重視し、ウェブサイトの運営に取り組んできました。2024年度には特に「トップページの表示速度」といった課題に対し、サイト全体を細かく検証し、改善を進めた結果が今回の素晴らしいスコアにつながりました。
また、東京工芸大学は2023年度からW3C勧告に基づく「WCAG 2.1」および日本産業規格「JIS X 8341-3:2016」に適合することを目指しています。この取り組みは、ウェブアクセシビリティ向上のためのものであり、現在は新しい規格「WCAG 2.2」の準備を進めています。
未来へのステップ
東京工芸大学は、テクノロジーとアートの融合を通じて、さらに使いやすく、情報に簡単にアクセスできるウェブサイトの構築を目指しています。この努力により、訪問者全てがスムーズに必要な情報を得られるようになるでしょう。
心身の機能や利用環境に関係なく、すべてのサイト訪問者に対して分かりやすい情報提供を行うことが、同大学の目標の一つです。これにより、大学の魅力をさらに広く伝えることができるでしょう。
大学スマホ・サイトユーザビリティ調査について
日経BPコンサルティングは、大学のウェブサイトを8つの診断指標に基づいて評価します。調査士たちは、実際に大学のサイトを訪問し、「見やすさ」や「使いやすさ」などの視点から確認を行います。対象となる大学は、日本全国の国立、公立、私立265校にわたります。
参考リンク
このように、東京工芸大学は大学におけるスマホサイトの最前線を切り拓き、全国にその取り組みを知らせる存在となりました。将来的には、さらなるイノベーションが期待されます。