トリップノート、観光データ連携サービスを発表
株式会社ノーマディックが運営する観光情報サイト「トリップノート」が、AI事業者向けの新しいサービス「観光データ連携サービス」を2024年10月7日から開始することを発表しました。このサービスは、トリップノートが持つ豊富な旅行情報データをAIや機械学習に活用できる完全新型のプランです。
サービスの内容
観光データ連携サービスでは、事業者はトリップノートが提供する膨大なデータを、AIの学習データとして使用することが可能になります。データ提供形式は多岐にわたり、APIやRSS、さらにはJSONやCSVといったファイル形式に対応しています。これにより、事業者は業務に適した形でデータを取得し、必要に応じて定期的に最新情報を受け取ることができます。
提供されるデータ例
- - 国内外の旅行記事:約12,000件
- - 国内外のスポット情報:約130,000件
- - 利用者投稿の写真:約80,000枚
- - 匿名化された訪問統計データ:約220万件
- - その他、口コミ情報約20,000件
これらのデータは、AIサービスの開発者にとって訴求力のあるコンテンツ作成に役立つことでしょう。
サービス提供の背景
トリップノートは、人工知能が旅行コンテンツの提供に不可欠な要素となる未来を見越し、人間とAIが共存するメディアの在り方について真剣に考えてきました。この新サービスを通じ、AI事業者には連携された観光データをもとに、人々に役立つAIサービスを提供する機会が与えられます。
一方、トリップノート側では、得られた利用料金をもとに観光情報収集の促進、スタッフの拡充、報酬体制の見直しなどを行っていく予定です。これにより、持続可能なメディアサービスの実現が見えてきます。
ご導入までの流れ
利用を希望される事業者は、まずトリップノートの特設サイトからお問い合わせを行います。その後、担当者がサービス内容や提供可能なデータについて詳しい説明を行い、秘密保持契約を締結の上、ヒアリングを実施します。ヒアリングの結果を基に、各社のビジネスモデルに最適なプランの見積もりが行われます。
特に、観光情報を転載したい場合にも、専用のサービスが用意されており、顧客のサービス内に観光情報を掲載することで、利用者の満足度向上に寄与することができます。
トリップノートの概要
「トリップノート」は、2014年よりサービスを開始し、旅行に特化したライターと編集者が執筆したオリジナルの記事と、ユーザーによる投稿情報をもとに構成されている旅行ガイドブックです。約10万人のトラベラーの投稿データに支えられ、記事やスポット情報は常に新鮮です。
公式サイト・アプリ
トリップノートの取り組みから目が離せません。新たな観光情報をデータとして提供することで、AI活用が進み、より便利で質の高い観光アプローチが実現することが期待されます。これからの動きに注目していきましょう。