小説すばるリニューアル
2024-11-15 10:40:24

小説すばるが創刊37周年で全面リニューアル!新連載や豪華執筆陣で魅力アップ

小説すばる、創刊37周年で大幅リニューアル!



1987年11月に創刊された集英社のエンターテインメント小説誌『小説すばる』が、2024年12月号(11月15日発売)で全面リニューアルされました。37周年を迎えた節目の号で、誌面デザインから連載作品、その他コンテンツまで、大幅な刷新が行われています。

デザイン刷新で読みやすさ向上



今回のリニューアルの大きなポイントは、デザインの刷新です。ロゴデザイン、本文書体、ページデザインすべてを見直し、縦書きの日本語で書かれた文章を読みやすくすることに重点が置かれています。アートディレクションには有山達也氏(アリヤマデザインストア)が、カバーイラストには台湾出身の新進気鋭イラストレーター、高妍(Gao Yan)氏が起用されました。高妍氏の精緻なタッチで描かれたカバーイラストは、今号では集英社のオフィスがある神保町を舞台にした物語を表現しています。有山氏による洗練されたデザインと高妍氏の美しいイラストレーションが、小説の世界観をさらに引き立てています。

注目作家による強力な新連載が開始



リニューアル号では、2つの強力な新連載がスタートします。1つは、小説すばる新人賞出身の直木賞作家である千早茜氏による最新作『燻る骨の香り』です。シリーズ累計発行部数10万部を超える「香り」シリーズの新たな一章で、読者を魅了する物語が期待されます。もう1つは、今注目を集める実力派作家、岩井圭也氏による新作『風車と巨人』です。ドキュメンタリー制作を通して「真実」の在り処を問う、意欲的な作品となっています。両作品とも、現代社会を反映した深みのある内容で、読者に多くの問いかけを投げかけることでしょう。

書評、エッセイ、マンガなど充実のコンテンツ



小説以外にも、様々なコンテンツがリニューアルされています。青山美智子氏や森田真生氏といった人気作家によるエッセイ、新川帆立氏による4コママンガの新連載が開始され、より幅広い読者層を取り込む工夫が見られます。書評コーナーでは渡辺祐真氏、若林踏氏、冬木糸一氏など新しい書評家を起用し、新鮮な視点による書評が期待されます。また、全国の書店員が自らの街の本を紹介するコーナーも設けられ、地域に密着した情報が提供されています。

さらに充実したコンテンツ



その他にも、第37回小説すばる新人賞受賞作の抄録や選評、第37回柴田錬三郎賞の発表、人気作家による読み切り作品、対談、紀行エッセイなど、多様なコンテンツが掲載されています。特に、新庄耕氏とピエール瀧氏による対談は、『地面師たち アノニマス』文庫刊行を記念したもので注目を集めそうです。

まとめ



今回のリニューアルで、『小説すばる』はデザイン、コンテンツともに大幅な進化を遂げました。新進気鋭の作家陣による新連載、充実した書評・エッセイ、そして洗練されたデザインは、多くの読者を惹きつけ、小説の魅力を改めて伝えるものとなるでしょう。このリニューアルを機に、より多くの読者に小説の楽しさを知ってもらうことを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社集英社
住所
東京都千代田区一ツ橋2-5-10
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