第12回ピンクリボンデザイン大賞が始動
公益財団法人日本対がん協会をはじめとするピンクリボンフェスティバル運営委員会が、乳がん検診の必要性を広めるために「第12回ピンクリボンデザイン大賞」を開催します。この大賞は、乳がん検診に関する正しい知識と早期発見の重要性を伝えるためのポスターデザインとコピーを募集するものです。
募集概要
作品募集は、母の日の5月8日から6月30日までの期間に行われます。特に目を引くのが、ポスターデザインとキャッチコピーの2部門です。過去の受賞作には数多くの優秀作品が含まれており、若手クリエイターの登竜門としても知られています。昨年には1万5千点以上が応募され、多くの方々にその活動が支持されていることを示しています。
乳がんの現状
最近の統計によると、日本の女性のうち約12人に1人が乳がんにかかる可能性があります。昨年だけでも、1万3千人以上がこの病気で命を失っています。そのため、40歳以上の女性には2年ごとの検診が国のガイドラインとして推奨されていますが、実際の受診率は依然として低いとされています。
乳がんは、早期発見が鍵を握る病気です。早期に診断されれば、治癒率は非常に高くなります。そのため、乳がんと検診についての知識を広め、自分の健康問題として真剣に捉える必要があります。
作品募集の詳細
募集部門
1.
ポスター部門
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Ⓐ: 「間に合え、勇気。」(第11回入選作品のコピーを使用)
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Ⓑ: 夫婦をテーマにした受診を促すポスターデザイン
2.
コピー部門
- 「キャッチフレーズ」または「キャッチフレーズ+ボディコピー」を通じて、乳がん検診の重要性を伝える言葉を創作してください。
贈賞内容
- - ポスター部門: グランプリ1点に賞金50万円、優秀賞には記念品。
- - コピー部門: グランプリ1点に賞金10万円、優秀賞には記念品。
受賞者には特別協賛社からの副賞も用意されています。
審査と発表
審査は、著名なクリエイターたちによって行われます。結果は、ピンクリボンフェスティバル公式サイトおよび『月刊ブレーン』(10月号)で発表される予定です。
応募方法
応募はオンラインのみで受け付けています。応募作品数は無制限で、作品規定を守る限り何点でも応募可能です。詳細はピンクリボンフェスティバル公式サイトをご参照ください。
関与する意義
あなたのデザインや言葉が、多くの人々の命を救う可能性があります。乳がん検診の受診を促す力強いメッセージを、ぜひあなたの手で広めてみませんか?