CVPR 2025で快挙!
2025-07-03 15:04:30

株式会社PlayboxとMIXIがCVPR 2025で世界4位入賞の快挙!

株式会社PlayboxとMIXIが「CVPR 2025」で世界4位入賞の快挙



AIおよびコンピュータビジョンの最前線で活躍する株式会社Playboxが、株式会社MIXIとの共同研究を通じて、世界的に権威のある国際会議「CVPR 2025」のコンペティション「SoccerNet GSR Challenge」に出場し、見事世界4位を獲得したことをお伝えします。

この大会は、選手やボールの動き、試合状況を映像から自動的に認識し、精度の高い解析を競うもの。その難易度の高さから、世界中から76のチームが集まり、技術競争が行われましたが、PlayboxとMIXIは共同で挑戦を行い、登場した成果が評価される結果となりました。

取り組みの背景と目的



「SoccerNet GSR Challenge」は、サッカーの試合映像を用いて、選手の役割、位置情報、試合の進行状況を把握する「状態認識(Game State Reconstruction)」の自動化を目的としたもの。サッカーにおけるデータ解析、戦術分析、選手のパフォーマンス向上に向けた重要な技術です。

また、このプロジェクトは、2024年12月から開始されたMIXIのAIモデリンググループとの協力を経て進められました。この協業により、映像解析アルゴリズムの効果的な開発が進み、その結果として実用的なスポーツ分析技術の構築が見えてきました。

高精度の実現に向けた研究開発



本取り組みの巨大な成果の一環として、サッカー試合映像に対する高度なAPI解析が行われています。具体的には、フィールドプレイヤー、ゴールキーパー、審判、さらにその位置をどのように把握するかという点が重要で、これらを達成するためには、さまざまなAI技術が駆使されます。

特に、プレイヤーの識別やトラッキング、さらにはカメラのキャリブレーションを利用し、試合状況を2Dで再構成することが求められます。この過程で、新たに導入されたディープラーニングモデルは、既存技術を大きく上回る精度を示しました。これにより、カメラの動きに連動したピッチ上の選手の位置推定がより正確に行えるようになりました。

今後の展望と技術の進化



今回の技術開発によって、試合映像から選手の役割や位置、チーム情報を高精度で把握する力が飛躍的に増しました。特に、サッカーのルールや役割に基づいたドメイン知識を活用することにより、さらなる精度の向上へとつなげています。

ただし、まだまだ改善の余地はあります。選手の役割認識や背番号の安定化、結果をリアルタイムで得るための処理速度の向上が今後の課題となります。Playboxは、これらの点に注力し、より実用性の高い技術の開発を目指しています。

将来的には、より多くのスポーツチームに対してこの技術を提供し、アマチュアからプロまで、スポーツに対する新たな視点を提供できるよう、全力で努めてまいります。

メンバーからのコメント



MIXIのAIモデリンググループマネージャー渡辺莉央氏は、「今回の共同研究は、サッカーの試合映像から状態を自動で推定するという難易度の高い課題に挑戦し、この成果が得られたことを非常に誇りに思っています」とコメントしています。

また、PlayboxのCEO、スコット・アトム氏は、「私たちは人の動きを計算可能にするというビジョンを持って、今回の技術をさらに進化させ、より多くの人々にスポーツ解析の革新を届けていく所存です」と言及しました。

このような成長を続ける企業として、Playboxはスポーツ解析技術を駆使し、多くの人々に楽しばれる未来を目指しています。


画像1

会社情報

会社名
株式会社Playbox
住所
東京都千代田区神田和泉町1番地6-16ヤマトビル405
電話番号
080-7684-8593

関連リンク

サードペディア百科事典: 東京都 千代田区 MIXI PLAYBOX CVPR2025

Wiki3: 東京都 千代田区 MIXI PLAYBOX CVPR2025

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。