NE株式会社は、クラウド型EC運営システム「ネクストエンジン」の拠点管理機能を強化し、物流の未来を加速させる新たなアップデートを発表しました。この機能は、ユーザーの利益率向上を目指し、配送業界が抱える課題に対応するものです。超競争の業界で求められる柔軟な運用を可能にする進化を遂げています。
機能強化の背景
このアップデートの背景には、2024年3月にリリースされた新機能があり、送り先や購入店舗ごとに最適な在庫引当拠点が自動設定される仕組みがあります。この機能がユーザーから好評を得たことから、さらなるニーズに応えるために拠点管理機能が進化しました。これにより、複数の出荷拠点を統合し、都道府県ごとに引当パターンを設定できる柔軟な運用が実現しました。
機能概要と効果
アップデートされた拠点管理機能には、いくつかの新しい機能が追加されました。まずは「優先度別の出荷・在庫管理」。発送先住所を考慮し、優先度を設定することで自動的に出荷元を判別します。これにより、1注文あたりのコスト削減が期待できます。次に「まとめて引当」の機能。伝票内の引当拠点をまとめるかどうかを選択でき、ユーザーは送料節約に重きを置くか、リードタイムを優先するかを選択できます。これにより、シチュエーションに応じた柔軟な出荷が可能になるのです。
詳しい情報は
公式サイトをご覧ください。
今後の展望
NE株式会社は、「拠点管理機能」の強化を通じて物流業界の課題への対応を進めています。国内の出荷問題はもちろん、越境ECにも対応する必要性が高まりつつあります。「ネクストエンジン」では、eBayやShip&Coなど国外サービスとの連携を進めていますが、越境ECに関する出荷プロセスには依然として課題が残っており、さらなる改善が求められています。今後はこれらの機能改善や新たな提携に向けた取り組みが進められるでしょう。
コマース業界は、消費者ニーズの多様化や急激な市場の変化に直面しています。NEは「ただ商品を届ける」だけでなく、未来のコマース体験を作り出す企業を目指し、持続可能な成長を支えることに全力を尽くしています。「コマースに熱狂を。」を実現するため、さらなる挑戦を続けていくことでしょう。
キャンペーンについて
また、今回のアップデートを記念し、特別キャンペーンも実施中です。プレスリリースを見た方々には、ネクストエンジンの無料体験期間が通常の30日から45日に延長されます。これは、2024年12月31日までの締切で申し込みが可能です。この機会をお見逃しなく、ぜひ新しい機能を体験してみてください。
ネクストエンジンの概要
ネクストエンジンは、自社ネットショップ運営の現場から生まれたシステムです。受注、発注、仕入、在庫、分析など、ネットショップに必要な機能が集約されています。現時点での登録店舗数は51,396店舗(2024年7月31日現在)で、楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーを受賞した店舗も含まれています。このシステムは、必要なオプションを追加することで機能拡張が可能で、独自のアプリ作成用のプラットフォームも提供されています。
NE株式会社について
NE株式会社は、神奈川県小田原市に本社を構える企業で、2022年に設立されました。親会社はHamee株式会社で、EC支援や地方創生、コンサルティング事業を展開しています。企業の公式サイトは
こちらです。今後のさらなる進化、展開に期待が高まります。