iBodyと韓国CORbio社、体外診断薬の共同研究をスタート

韓国CORbio社との新たな協力計画

愛知県名古屋市に本社を置くiBody株式会社（代表取締役：天草陽・大内将司）は、韓国のCORbio Co., Ltd.（本社：京畿道、代表取締役：キム・ヒョンジュン）と共同で体外診断薬の開発に向けた研究を開始しました。この提携により、両国のスタートアップ企業の技術と事業のシナジーを活かし、革新的かつ高付加価値な体外診断薬の開発を目指します。

iBodyの基本情報

iBodyは2018年に設立され、名古屋大学農学部の中野秀雄教授が開発した抗体発現技術を基にしたスタートアップ企業です。iBodyの特徴的な技術は「Ecobody技術🄬」であり、この技術を用いてヒトやウサギ、アルパカなどから微量の血液や組織中に存在するB細胞を迅速に分離し、目的のモノクローナル抗体を探索することが可能です。この技術を駆使し、受託研究や共同研究を通じてモノクローナル抗体の開発を行っています。

公式サイトでの詳細は、iBody公式サイトをご覧ください。

CORbioのビジョン

一方、CORbioは2023年に設立されたバイオ診断企業で、主に人用および動物用の体外診断医療機器の研究開発と製造を行っています。CORbioのビジョンは、「持続的な研究開発とグローバルパートナーシップを通じて、国内外の体外診断市場で革新をリードするバイオ企業への成長を目指す。」というものです。主に糖尿病や炎症性疾患、肝疾患に関する診断機器の開発に注力しています。