株式会社LacuS(ラコス)が新潟市に本社を構える新しいスタートアップ企業として、「J-Startup NIIGATA」に選ばれたことが発表されました。この取り組みは、関東経済産業局や公益財団法人にいがた産業創造機構、新潟県が協力し、地域の成長が期待されるイノベーティブなスタートアップを支援するプログラムです。LacuSは、シニア向けフードテックブランド「Me TIME FOODS」を運営しており、これからの挑戦を通じて新潟を代表する企業としてさらなる成長を目指します。
選定の背景
日本は今、高齢社会を迎えており、身体機能や食に関する様々な問題が浮上しています。特に高齢者やその介護を受けている方々は、食事を楽しむことが難しくなっています。LacuSでは、これらの課題に対処すべく、新潟、佐渡、そして品川を拠点に自社のフードテックブランドを展開しています。会社のミッションは「人生の最後まで自分らしく食を楽しむ」という理念に基づいています。
応募が評価された理由
LacuSが「J-Startup NIIGATA」に選定された理由として、いくつかの強みが挙げられます。
- - 嗜好性と機能性の両立を実現した「Me TIME FOODS」の独自性や成長の可能性
- - 介護福祉施設や調剤薬局への導入実績、ECサイトでの販売実績
- - 地域資源を活用した地方発スタートアップの特性
今後の展開
今後選定企業として、LacuSは以下の取り組みを加速させる予定です。
1.
新商品の開発:嗜好性を持ちながら、機能設計された食品の新ラインナップを追加し、市場のニーズに応えます。
2.
チャネルの強化:ECや実店舗の販売促進に取り組み、地域の介護・医療施設との連携も進めます。
3.
協業の推進:管理栄養士や医療関係者との連携を強化し、食品メーカーなどとの協業の可能性を探ります。
古津 瑛陸代表のコメント
代表取締役の古津瑛陸氏は、「今回の選定を大変光栄に思っています。LacuSは、食の選択肢を妨げられた世界を改善し、高齢者も“自分の意志で食べる喜び”を感じられる世界を実現することを目指しています。美味しい食事を楽しみたいという気持ちは年齢を問わず、むしろ人生の中で深まるものです」と語っています。この情熱に基づいて、LacuSは被介護世代の食体験を真剣に見つめ直し、「ちいさなひと口が、大きな未来につながる」ことを信じて今後も挑戦を続ける意向です。
会社概要
- - 会社名:株式会社LacuS(LacuS, Inc.)
- - 所在地:〒950-0914 新潟県新潟市中央区紫竹山6-3-5
- - 設立:2022年03月
- - 事業内容:シニア向けフードテックブランド「Me TIME FOODS」の開発・販売
- - URL:https://lacus.co.jp
このように、LacuSは新潟を拠点にしながら、高齢化社会に寄与する取り組みを続けています。今後の展開に目が離せません。