若手デザイナーの新たな挑戦
2026年1月25日、パリ16区に位置する「パレ・ド・トーキョー」で、東京都が支援する若手デザイナーたちによるファッションショーが開催されました。このプロジェクトは、文化服装学院の卒業生たちがフランスのファッション界に新しい風を吹き込むことを目指しています。
都民によるファッションコンクール
このファッションショーは、東京都が主催した「Next Fashion Designer of Tokyo(NFDT)」と「Sustainable Fashion Design Award(SFDA)」の受賞者を対象にしたもので、選ばれた若手デザイナーたちが半年以上の準備を経て、パリの舞台で新作を披露しました。参加したのは、文化服装学院を卒業した5組のデザイナーで、それぞれが持つ独自の視点やアイデンティティを表現した作品を発表しました。
デザイナーたちとそのブランド
TACKT(タクト)
卒業生の立澤拓都さんが手がけるこのブランドは、制服をテーマに、規律と自由の関係性を探求します。彼のコレクションは、物理的にそして象徴的に「世界」を提示し、交通整備と個人の自由を再考しています。
KANEI(カネイ)
山岡寛泳さんは、旅をテーマにしたコレクションを展開し、伝統と職人技を融合させています。彼は「旅人のコンパスとなる服」をコンセプトに、新しいデザインを追求しています。
MABIE(マヴィエ)
松本優美永さんが率いるMABIEは、「自分らしさを大切にする」という理念を持っています。彼女の作品は、着用者の内面に秘めた感情や思いを引き出すデザインとなっています。
PERFUMA(ペルフマ)
田村香奈さんが創造したPERFUMAは、香りをテーマにしたブランドです。彼女は、日本の伝統的な素材を使用し、現代的なデザインに再解釈しています。空気感や雰囲気を衣服で表現することを目指しています。
ŌNAMENT(オーナメント)
赤塩葉月さんと岩間夢々さんが共同でつくったこのブランドは、女性らしさの変化を探求することを目的としています。彼女たちは、日々進化する女性の美しさを引き立てるファッションを提案しています。
パリでのファッションショーの成功
当日のイベントには、プレスやバイヤーを含む350名を超える業界関係者が来場しました。彼らはデザイナーたちの独自のアプローチや素材使いに高い評価を寄せ、東京の若手デザイナーが世界に向けて持つ創造力と可能性を強く発信しました。このショーは、参加者たちにとって大きな自信となり、さらなる成長への励みとなったことでしょう。
文化服装学院の意義
文化服装学院は、日本におけるファッション教育の先駆けとして、数多くの著名デザイナーを輩出してきました。2023年には創立100周年を迎え、その節目にパリでのショーは新たな挑戦としてふさわしいものでした。学院は今後も、次世代のデザイナーたちが国際的な舞台で活躍できるよう支援し続けます。
このプロジェクトの詳細は、NFDT/SFDA事務局の公式サイトを参照してください。