リチウムイオン蓄電池のセミナーがオンラインで開催
2025年6月13日(金)、株式会社シーエムシー・リサーチが主催する「リチウムイオン蓄電池の種類と使われ方、課題と対処入門編」がZOOMを利用したライブ配信にて行われます。近年のエネルギー需要の高まりとともに、リチウムイオン蓄電池は多くの注目を集めており、入門者が直面する様々な課題を理解するための貴重な機会です。講師には立命館大学の福井正博教授を迎え、参加者が必要とする専門的な知識を深める内容となっています。
セミナーの概要
本セミナーでは、受講者がリチウムイオン蓄電池に関する基本的な知識と現状の市場動向、さらには未来の技術展望まで幅広く学べるように構成されています。セミナーの内容は、リチウムイオン電池の歴史的背景、鉛蓄電池との違い、全固体電池への展開の希望と課題など、各種の技術的な進歩について触れられます。
参加者は、リチウムイオン蓄電池の性能や劣化状況、安全性を確保するための注意点、さらには電池事故がどのように発生するかについても理解を深めることができます。受講対象者は、蓄電池システムに関連するマネージャや若手技術者、これから蓄電池システムの導入を検討している人々など多岐にわたります。
知識を広げるプログラム
セミナーは、以下のプログラムに基づいて進行します:
1.
蓄電池の背景と動向
- 電池の形状や材料の違い、レアメタル対策
- リチウムイオン蓄電池の動作原理
- 全固体電池や革新電池の展開
2.
蓄電池のモデル化
- 電気的特性や等価回路
- 高精度残量計とその応用
3.
劣化モデルと診断技術
- 劣化現象や診断方法
4.
寿命予測に関する技術動向
- 最新の劣化診断技術
これらの講義を通じて、参加者はリチウムイオン蓄電池の基本特性、モデル化、潤滑な残量推定の手法を理解することができ、実務に活かせる知識を得ることが期待されます。
受講方法と参加費
セミナーはオンラインで開催されるため、全国どこからでも参加が可能です。当日使用するZOOMの環境設定については、事前に通知が行われます。また、受講中の録音や撮影は禁止されています。受講料は一般55,000円(税込)ですが、メルマガ会員は49,500円(税込)、アカデミック価格は26,400円(税込)で受講できます。詳細な申し込み方法は、株式会社シーエムシー・リサーチの公式サイトをご確認ください。
リチウムイオン蓄電池の真髄を学び、新たな技術的知見を持ち帰るチャンスです。ぜひご参加ください。