新たな不動産DX支援
2022-11-28 12:15:57

ビジュアルリサーチが中小不動産業者向けに新たなDX支援システムを発表

クラウド型売買仲介システム「SP-D」の登場



ビジュアルリサーチが新たにリリースしたクラウド型売買仲介システム「SP-D」。このシステムは中小不動産業者のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するために開発されました。特にIT予算が限られている小規模事業者にとって、期待が寄せられています。

SP-Dがもたらす業務効率化



「SP-D」は、賃貸管理システムでの成功実績をもとに設計され、業務の効率化を実現します。初期費用は5万円、月額料金も5千円からと、低価格で提供されます。ユーザーは、データの一元管理を通して書類の自動生成や業務の標準化を図ることが可能になります。

  • - 人的コストの削減: SP-Dに蓄積されたデータから書類を生成することにより、手作業で行っていた書類作成の負担を大幅に軽減。これにより、本来の収益を生む業務に集中できるようになります。
  • - 人的ミスの防止: 自動化機能やチェック機能により、人間のエラーを減少。業務の正確性が向上します。
  • - 業務フローの平準化: 社内でのデータ共有や業務フローの統一が可能になり、作業の属人化を防ぎます。

Google Cloudによるインフラの強化



システムの稼働基盤として、ビジュアルリサーチはGoogle Cloudを採用しています。2023年に初めて導入されたサーバレス製品Cloud Runにより、インフラコストを約30%削減し、デプロイ作業も80%のコストカットが実現されました。これにより、迅速かつ柔軟なサービス提供が可能になります。さらに、Google Cloudの利用により、業務の安定性やセキュリティも強化されています。

今後の展開



「SP-D」は今後も継続的な更新と機能追加が予定されています。その一環として、以下の新機能がリリース予定です。
  • - 自社審査AI機能: 2023年春から、不動産購入や売却希望者の自動審査を実施。
  • - 電子契約機能: 2023年夏から、契約書の締結業務をオンラインで行えるサービスが提供されます。
  • - 内見予約機能: 年内にはWEB上での物件内見予約が可能になる予定です。

まとめ



ビジュアルリサーチは、30年以上にわたり不動産業界向けのシステム開発に取り組んできた企業です。新しい「SP-D」は、業務効率化とコストの最適化を目指し、特に中小規模の不動産業者にとって、ビジネスの成長を支援する強力なツールとなるでしょう。今後の更なる発展が期待され、多くの不動産業者がこの新たなシステムの恩恵を受けることになるはずです。

会社情報

会社名
株式会社ビジュアルリサーチ
住所
東京都港区赤坂赤坂パークビル23階
電話番号
03-6826-1120

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