地元の文化とアートが融合!新色「常盤色」で彩る注染手ぬぐい
静岡県島田市を拠点に、地域の風景や文化をモチーフとしたオリジナル注染手ぬぐいを展開するブランド「koigoromo」が、2026年9月上旬に新作『旅する茶箱〜Journey〜』の新色「常盤色」を発売します。この新色の登場によって、お茶の歴史や地元の自然を一枚のアートとして楽しむことができる機会が広がります。
海を渡った日本茶の物語
明治時代以降、日本の茶葉は海を越えて世界へ輸出されていきました。その中で、静岡県は日本茶の輸出拠点として非常に重要な役割を果たしていました。特に1917年(大正6年)、清水港は全国の茶輸出量の77%を占めるなど、静岡はお茶の輸出で名を馳せました。このような背景の中、茶葉を守るために用いられた「茶箱」は、お茶の魅力を伝える重要なアイテムでした。
この輸出用の茶箱には、当時の浮世絵職人の技術を生かした「蘭字」と呼ばれる色鮮やかなラベルが貼られ、海外の人々には日本茶への興味を引き起こしていました。koigoromoは地域のお茶文化を伝えるため、このような背景を大切にする活動を行っており、2024年には島田市博物館での特別展「蘭字・茶箱絵」に協賛し、自らの作品も展示する予定です。これにより、お茶文化の魅力をより多くの人に伝える機会としています。
新色「常盤色」- 静岡の自然からインスパイア
今回の新色「常盤色」は、静岡・川根の豊かな杉の木々からインスパイアを受けています。常盤色は、日本の伝統色の中でも一年を通じて変わらず緑を保つ常緑樹を思わせる深い緑色です。この色には、古来より不老長寿や繁栄の意味が込められています。杉材はお茶の茶箱の制作にも活用されており、地域の自然が織りなすストーリーを反映しています。
注染によって生まれる色のグラデーションは、杉の静けさと力強さを巧みに表現しています。手に取れば日常の装いに彩りを与え、室内に飾ればアートとしても楽しむことができる一品です。
三つの色が持つそれぞれの物語
新作『旅する茶箱〜Journey〜』は、色によって異なる物語を描いています。新色「常盤色」は川根の杉をイメージし、深い緑のグラデーションでその静けさを表現。また、既存の「碧海色」は茶箱が渡った太平洋を、そして「陽だまり色」は杉のぬくもりをそれぞれ象徴しています。これらの色には、静岡のお茶の文化に関するさまざまな物語が詰まっています。
実用性とデザイン性を兼ね備えたアート
koigoromoが提案する手ぬぐいは、特別な日にだけ楽しむ工芸品ではなく、日常生活に寄り添うアートです。100%綿の生地を用いた注染手ぬぐいは、職人の手仕事によって作られ、色の裏表が染まる特性があります。洗うほどに肌に馴染み、吸水性や速乾性にも優れています。
アウトドアシーンでも活躍し、その使い方はさまざまです。首に巻いたり、室内に飾ったりすることで、地域の歴史や自然を日常の中で感じることができます。koigoromoの手ぬぐいは、ただの実用品ではなく、地域のストーリーに触れられるアートなのです。
koigoromoの誕生背景
ブランドのデザイナー、渡邉みわは文化服装学院で学んだ後、静岡に移住。その際、広がる茶畑の美しさに心を奪われ、「この感動を日常に取り入れたい」と考えました。そこで誕生したのが、静岡のお茶にまつわる手ぬぐいです。これまでに全10型の作品を展開することを目指しており、最後には原画展を開催予定です。
商品詳細
- - 商品名: オリジナルお茶柄注染手ぬぐい『旅する茶箱〜Journey〜』
- - 新色: 常盤色(ときわいろ)
- - カラー展開: 碧海色/陽だまり色/常盤色(全3色)
- - 発売時期: 2026年9月上旬
- - 販売価格: 2,310円(税込)
- - サイズ: 約34cm×88cm
- - 素材: 綿100%(日本製)
- - 販売場所: koigoromo自社アトリエ、イベント、WEBショップ
この手ぬぐいを通じて、静岡のお茶の物語を身近に感じ、日々の暮らしに小さなときめきを添えてみてはいかがでしょうか?