IE依存の危険性と新しいブラウザーへの移行
2023年も過ぎ、Internet Explorer(IE)のサポートが終了してからすでに2年以上が経過しています。その間、多くの企業はIE依存からの脱却を図る努力を続けてきましたが、未だにIEを使用し続けている企業も見受けられます。特に、金融機関や医療機関などの業界は、システムの移行が難しいため、IE依存の弊害を抱えています。
これらの業界において、IEを使い続けることは、単なる業務効率の低下だけでなく、セキュリティリスクの増加やデジタル化の進展からの取り残しという深刻な問題に繋がります。
IE依存に伴うリスク
IEから他のブラウザーへ移行を検討する際、数々の課題が立ちはだかります。まず、他のブラウザーとの互換性の問題が挙げられます。簡単にブラウザーを変更しただけでは、画面が崩れたり、必要な機能が正常に動作しないなどの障害が発生してしまいます。このような問題に直面すると、業務に支障をきたすことも珍しくありません。また、IE専用に作られた業務アプリケーションの改修作業は、予想以上の時間とコストを必要とします。
さらに、社内リソース不足や技術的な理解の欠如がプロジェクトの頓挫を招く原因にもなりえます。これまでのレガシーシステムから新しいシステムへと移行するためには、専門知識を持った人材が必要です。
成功するIE脱却のために
今後開催予定のウェビナーでは、IE脱却を成功させた企業の実例を紹介しながら、具体的な解決策を提案します。IEに依存したシステムのセキュリティに不安を感じている経営者や、コストや工数に苦慮している情報システム部門の責任者にとって、役立つ情報が得られる貴重な機会となること間違いありません。
主催は株式会社シーイーシーで、協力には株式会社オープンソース活用研究所およびマジセミ株式会社がついています。
このウェビナーでは、IEに依存している企業が直面する問題に寄り添い、具体的なリスクとその解決策を提供いたします。
興味がある方は是非、参加されてみてはいかがでしょうか。過去開催されたセミナーの資料や、他のお知らせも公式ウェブサイトでご確認ください。
マジセミ株式会社は、今後も「参加者の役に立つ」ウェビナーを開催し、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援していく方針です。