アイフレイルと目の健康
2024-10-07 14:47:06

40代から急増するアイフレイル、目の健康状態低下が人々の生活に影響を与えています

40代から急増するアイフレイル、目の健康状態低下が人々の生活に影響を与えています



10月10日の「目の愛護デー」を前に、ロート製薬が実施した調査が注目を集めています。この調査では、特に40代における加齢による目の健康状態の低下、いわゆる「アイフレイル」の実態が明らかになりました。調査によると、なんと78.2%の40代が目の健康に変化を感じていることがわかりました。その結果、生活の質(QOL)が低下する恐れがあることも指摘されています。

調査結果の概要


調査対象は20代から80代までの男女1,000名。主にインターネットを通じて行われました。ここで特に目を引くのは、40代の回答者の中で"アイフレイル"の可能性を感じている人が52%に達した点です。歳を重ねるごとに実感する視覚の衰えが、生活全般に影響を及ぼそうとしているのです。

目の健康と生活の質(QOL)


調査によれば、目の健康状態が低下したことで生活に何らかの変化を感じている人は79.5%。具体的には「パソコンやスマートフォンが使いにくくなった」と回答した人が39.7%、「読書がしにくくなった」と感じる人が31.8%でした。さらに、頭痛や肩こりを訴える人も30.9%おり、心身全体に影響を与える様子が伺えます。これによりQOLが低下するだろうと考える人は83.1%に達しました。特に40代においては、この数値が83.8%に上り、目の健康が生活の質にどれほど重要な要素であるかを示しています。

アイフレイルとは


アイフレイルは、加齢に伴い目の機能が低下する現象を指し、外的ストレスや生活習慣も影響を与えます。放置すると更なる機能低下を招く可能性があるため、早期の対策が重要です。調査結果では、アイフレイルに該当する症状が見られる人が全体で50.7%に達し、40代に限ると52%に急増しています。また、対策を講じているのはわずか46.2%でしたが、残りの半数以上の人はその重要性を理解していないか、対策方法がわからないとのことです。

アイフレイルの認知度


驚くべきことに、アイフレイルの認知率は僅か18.9%で、老眼の認知率96.8%と比較すると約1/5に過ぎません。多くの人が、自らの目の健康状態に気づいていないことが問題になっています。

専門家の見解


眼科医の平塚先生によれば、40代は目の老化を自覚し始める年代であり、アイフレイルの進行が懸念される時期だということです。目が見えないことが日常生活にどのように影響するか、早期に認識し、適切な対策を講じることが求められています。特に、生活習慣の見直しや定期的な眼科診療は欠かせません。

取り組みが求められる


ロート製薬は、目の健康を維持するための取り組みを進めており、今後は「アイケア」の重要性を伝えていく予定です。これにより、目に問題を抱える人々が自分自身の健康に気を付けられるようサポートする考えです。大阪・関西万博でも、このテーマを引き続き提案していくとのことです。

結論


加齢による目の健康状態の低下が、特に40代で顕著であることが明らかになりました。また、多くの人がその重要性を認識していない現実も浮き彫りとなりました。目の健康がQOLに与える影響を理解し、早期の対策と継続的なケアが求められています。今後、自分の目の健康にもっと関心を持って積極的に行動することが大切なのです。


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会社情報

会社名
ロート製薬株式会社
住所
大阪府大阪市生野区巽西1丁目8番1号
電話番号
06-6758-1231

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