未来型カフェが挑む！ロボットが淹れる本格コーヒーの実証実験

ロボットが主役の未来型カフェの実証実験

2019年9月2日、大阪に新たな試みがスタートしました。ロボットが本格的なイタリアンコーヒーを淹れる「Robot Stand Cafe」が、TKG食堂＠コナイトにて実証実験を行っています。このカフェは、完全にキャッシュレス体験を提供し、飲食業界の未来を感じさせる設計となっています。

背景: ロボットの時代が到来

今後数年の間に、街中でロボットが働く姿が当たり前になると考えています。特に飲食業界では、人手不足が深刻化しています。そんな現状を打破すべく、ロボットを活用したカフェの開発に取り組んできました。ロボットが一部の業務を担うことで、スタッフの負担を軽減することが期待されるのです。

スマートな注文と配膳

カフェでは、カウンターに設置されたタブレットを使って簡単に注文を行い、決済が完了するとロボットが自動的にコーヒーを淹れ、そのまま自席まで運んでくれます。このシステムにより、スムーズなサービスを提供し、待ち時間を楽しませる工夫が随所に施されています。

特に、カフェのマスコット「RoSCa（ロスカ）」が活躍しており、可愛らしい声でお客様を迎えます。待ち時間を気持ちよく過ごすための演出がなされています。

こだわりのコーヒー

提供されるコーヒーは、本場イタリアの「GAGGIA」というエスプレッソマシンを使用し、プロフェッショナルなクオリティを追求しています。美しいクレマと豊かな香りは、コーヒー好きにはたまらない体験です。ただし、豆の種類はまだ検討中とのことで、日によって味が異なることもあるかもしれません。これに関しても、オリジナルのブレンドを提供できるよう、改善に努めているとのことです。

キャッシュレスで快適

Robot Stand Cafeは現金を一切受け付けません。クレジットカードや交通系ICでのスムーズな決済が可能で、小銭を数える手間もなく、簡単に支払いが完了します。領収書の送付もメールで行えるため、便利さが際立っています。

コーヒーは200円＋税、カフェラテは260円＋税です。また、10杯分の料金で11杯分のチケットが付く「コーヒーチケット」も予定しているとのことです。