奥会津の米焼酎『ねっか』が秘める酒造りの魅力
福島県の奥会津で生まれる米焼酎『ねっか』は、自然豊かな環境と地域の人々の想いが込められた一品です。このたび、福島県の魅力を伝える「ふくしま市場公式アンバサダー」が只見町を訪れ、地域密着型の酒造りの現場を体験してきました。
自然に育まれた米焼酎『ねっか』
『ねっか』は合同会社ねっかによって製造されており、自社で栽培した只見産の米を100%使用しています。酒造りは、米の栽培から蒸留までを一貫して手がける地域一体型のスタイルを採用しており、地元の資源をいかして持続可能な産業を実現するという目標を掲げています。代表の脇坂斉弘さんは、「子どもたちが将来働ける場所をつくりたい」との強い思いで挑戦を続けています。
地域に根ざした取り組み
訪問時には、脇坂さんからユニークな地域教育プロジェクトについてもお話を伺いました。このプロジェクトでは、小学生が仕込んだ焼酎を20歳になった自分へ贈る取り組みが行われており、地域の子供たちが将来的に地元の産業を理解し、関心を持つきっかけとなっています。
アンバサダーの体験
アンバサダーとして参加した「旅するソムリエ」こと小山さんは、試飲を通じて『ねっか』の特徴を体感しました。「こんなに清らかで香り高い米焼酎は初めて」と評価し、只見の自然と人々の想いが結びついた酒造りの深さを体感しました。この体験を通じて、彼は『ねっか』の魅力を広めることに貢献する意欲をもつことになりました。
ふくしま市場公式アンバサダー企画
今回の訪問は、「ふくしま市場公式アンバサダー企画」の一環として行われました。この企画では、アンバサダーが地域の特産品に触れ、その魅力を広める活動を推進しています。今後も福島内の生産者とアンバサダーをつなぐイベントを予定しており、地域の声を直接届ける試みに注目が集まります。
今後の展開
次回の企画として、JR上野駅構内の居酒屋「のもの居酒屋 かよひ路」でレストラン交流会が開催されます。ここでは、福島県産の食材を用いたコース料理を楽しみながら、アンバサダーたちと意見交換を行う予定です。交流会の様子もレポート予定で、地域の魅力をさらに発信していきます。
『ねっか』を楽しむ
『ねっか』の米焼酎は「ふくしま市場」で購入可能で、自然と人の手が生み出した逸品を自宅で楽しむことができます。ぜひ、奥会津の恵みを味わってみてください。特に木樽熟成による吟醸香が特徴で、自社製造の米を贅沢に使った焼酎は、飲む人に特別な体験を提供します。
まとめ
地域と共に歩む『ねっか』の酒造りの試みは、ただの酒造りだけでなく、地域全体に希望をもたらし、新しい価値を生み出す重要な取り組みです。福島の魅力を多くの人々に伝えるため、多様なプログラムが計画されているので、ぜひご注目ください。