脳科学を活用した動画広告の新たな効果検証法に挑戦
共同研究の背景
現代は情報過多の時代。当たり前のように人々の目に入る動画広告のほとんどが、大量の情報の中に埋もれてしまう傾向にあります。このため、広告が目に触れられていても、その効果が実際の態度変容や購買行動に繋がらないことが多く、広告主は「届いても伝わらない」という課題に直面しています。これを解決するために、株式会社Hakuhodo DY ONEと脳科学に特化した株式会社NeUが共同で研究を始めました。
研究の目的と独自のアプローチ
Hakuhodo DY ONEは、クリエイティビティの質が動画広告の効果に大きく影響を及ぼすことに着目。これに対し、NeUはニューロマーケティングの専門知識を持ち合わせており、生活者の無意識下での反応を科学的に分析する手法をかかげています。両社はそれぞれの強みを結集し、動画広告の効果を検証する新たなアプローチを確立することを目指しています。特に、Hakuhodo DY ONEが提唱する「Attention to Action(ATA)」というフレームワークを活用し、その有効性を実証することに取り組んでいます。
具体的な研究内容
ニューロマーケティングとは、脳波、視線、心拍、皮膚電位などといった生体指標を用いる手法です。これにより、広告がどのように消費者の「無意識」や心理状態に影響を与えるのかを測定し、可視化することが可能になります。研究を通じて、以下の3つの目標が掲げられています:
1. 生体指標が広告効果において、有効な測定基準として利用できることを科学的に証明する。
2. 生体指標を活用するための具体的な方法論を確立し、マーケティング分野に応用する。
3. 広告効果の本質的理解と改善の実現を図る。
未来の展望とセミナー開催
両社の共同研究は、2026年にオンラインで開催予定のセミナー「脳科学で読み解く『無視されない動画広告』」で結果を発表する予定です。このセミナーでは、研究の成果を基にして、動画広告が如何に消費者の感情に訴えるべきかについて具体的なアプローチを紹介します。また、ミドルファネルでのブランドへの関心や購買意欲の高め方に関する新たな手法も提案されることが期待されます。
開催概要
- - 日程: 2026年3月25日(水) 14:00~15:00
- - 形式: オンライン(Zoom)
- - 参加費: 無料(事前申込制)
- - 申込締切: 2026年3月23日(月) 13:00予定
結論
Hakuhodo DY ONEとNeUは、今後もこの研究を継続し、脳科学に基づいた動画広告の効果的な利用法を探求していく予定です。この進展が、デジタルマーケティングの新たな未来を切り開くことを期待しています。