テラドローンの新技術が拓く水底測量の未来
テラドローン株式会社は、最新の技術を用いた水底の3次元測量を実現するための新たな機材、マルチビームソナー搭載型自動航行ボート「T-Boat 500」とマルチビームソナー「SeaBat T20」を導入しました。この新機材により、陸上と水部の両方から一貫して高精度な3次元点群データを取得することが可能になります。運用は2023年9月より開始され、水や深さにかかわらず高い測量精度を実現します。
背景
近年、国土交通省が推進するi-ConstructionやBIM/CIMの普及により、河川、海岸、ダムなどのインフラにおける高精度な3次元測量データの需要が高まっています。テラドローンは、これまでにもUAV(無人航空機)を利用した陸部測量や浅水域の測量を行ってきましたが、特に濁りのある水域や深水域では、データの欠損が課題でした。新たに導入されたマルチビームソナーは、これらの課題を克服し、さまざまな現場でも高精度なデータ取得を可能にします。
マルチビームソナーの特長
マルチビームソナーは、水中測定に音波を利用し、広範囲な地形を一度に取得することができる特徴があります。この技術は、自動航行機器に搭載されることにより、通常の船舶ではアプローチできない場所や、安全に測量を行うことが望まれるエリアでも、確実なデータ取得を支援します。
導入により達成されること
1.
濁りや深さに強い測量
マルチビームソナーを使用すれば、通常では計測が難しい濁りの強い水域や深い水域でも、高品質な3次元データを取得できます。これにより、水深や濁度、周囲の構造物に応じて最適な測量手法が選択可能になります。
2.
安全で安定したデータ取得
人が立ち入れない水域やアクセスが難しい場所でも、専用の自動航行ボートを用いることで、確実かつ安全にデータを取得できます。リモコンで操作可能なこのボートは、測量作業の安全性をさらに向上させます。
3.
一貫したデータ取得
陸上用のUAV赤外線レーザ、浅水域用のUAVグリーンレーザ、深水域に適したマルチビームソナーを組み合わせることで、全ての測量を一貫して行なうことが可能です。これにより、現場条件に応じた柔軟な対応が実現されます。
今後の展望
テラドローンは、測量業界のさらなる発展に向けて、計測精度の向上とデータ解析技術の高度化を目指します。これにより、幅広い分野でのソリューションを提供し、顧客のニーズに応え続けることを約束します。
お問い合わせ
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テラドローンは、安全で効率的な運航システムの開発に注力しながら、ドローン技術の進化を見据え、様々な社会問題の解決を目指します。
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