介護のデジタル変革
2021-06-14 13:11:26
介護分野のデジタル変革を促進!日本ケアテック協会の設立記念総会とフォーラムが開催
日本ケアテック協会設立記念総会とフォーラム
2021年6月30日、東京都港区のグランパークカンファレンス301大会議室にて、日本ケアテック協会の設立記念総会とケアテックフォーラムが開催されました。今回は、介護分野におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性が議題としてふくらんでおり、
「介護DX元年 科学的介護の実現とケアテックの推進」というテーマが掲げられました。さまざまな専門家が集い、介護制度の未来を探る重要な場となりました。
開催要項と来賓
今回の総会には、自民党からの議員をはじめ、厚生労働省や経済産業省の関係者も出席し、介護の現状と課題についての意見交換が行われます。最大の見どころは、甘利明先生(自民党ケアテック活用推進議員連盟最高顧問)、丸川珠代先生(自民党ケアテック活用推進議員連盟会長)らの来賓挨拶です。
また、辻哲夫先生(東京大学高齢社会総合研究機構特任教授、元厚生労働事務次官)がケアテック推進の必要性について語るセッションも設けられています。このように、業界の重鎮たちが一堂に会する場であり、参加者には貴重な学びの機会となりました。
ケアテックフォーラムの内容
後半のケアテックフォーラムでは、次の3つのセッションが用意され、議論が深められました。
1. セッション①:今後の介護政策とデータ活用
元厚生労働省老健局長の宮島俊彦先生をメインに、介護分野におけるデータ活用やLIFEの導入についての話題が挙がりました。
2. セッション②:施設介護における生産性向上
介護施設の生産性向上に関する議論が行われ、テック企業がどのように支援できるかが話し合われました。
3. セッション③:在宅介護とデジタライゼーション
在宅介護の現場でのケアテックソリューションに焦点を当て、地域包括ケアのDXに向けた具体的な施策が提案されました。
各セッションでは、参加者が意見を交わし、互いにインスピレーションを刺激し合う貴重な機会となりました。
参加者の反応と今後の展望
参加者からは、制度の改善に向けた具体的な提案や、介護業界におけるテクノロジーの重要性について、さまざまな意見が寄せられました。特に、AIや通信機器の活用による業務効率化、介護の質の向上に対する期待が高まりました。
今後、日本ケアテック協会は、介護分野におけるデジタル化をさらに進め、科学的な裏付けを伴った改善策を模索し続けることが期待されています。業界全体の動向に目が離せません。
この重要なフォーラムに参加された皆さんは、業界正念場の今を肌で感じることができたことでしょう。デジタル化が進む介護業界の未来に、一層の注目が必要です。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人日本ケアテック協会
- 住所
- 東京都港区白金1丁⽬17-3 NBFプラチナタワー 14F
- 電話番号
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