川崎市立新小倉小学校の開校記念式典
川崎市幸区に新設された市立新小倉小学校は、令和7年4月に開校し、12月13日(土)に開校記念式典を迎えました。新小倉小学校は、川崎市内で115校目の市立小学校であり、地域に新たな教育の場を提供しています。
記念式典の様子
式典は午前10時から正午まで行われ、約512名の児童が出席しました。校長の田中康子さんの挨拶を皮切りに、児童による校歌の発表が特に注目されました。児童たちが共同で作り上げた校歌は、川崎市出身の3ピースロックバンド「SHISHAMO」の宮崎朝子さんが作詞と作曲を手がけており、児童たちの思いが詰まった特別な作品です。
校歌制作の背景
校歌作りの発案は、6年生児童から生まれ、総合的な学習の時間を通じての調べ学習を経て、宮崎さんに依頼することが決まりました。児童たちは、宮崎さんとの対話を重ね、「校歌に入れたい言葉」を選定。虹色の絆や未来をつくる思いを込めた言葉が校歌に盛り込まれました。初披露の日、児童たちは宮崎さんとともに心を込めた合唱を披露し、式典は感動のうちに進行しました。
式典のプログラム
- - オープニング:ダンスクラブの発表やキャラクター紹介が行われ、式典のスタートを飾りました。
- - 児童の発表:2年生から6年生までの発表が行われ、学校への愛や思いが伝えられました。特に6年生による「未来へのメロディー」が印象的でした。
- - 来賓の挨拶:川崎市長や教育長からの祝辞もあり、新小倉小学校の未来に期待が寄せられました。
- - フィナーレ:最後には、全校児童による校歌の斉唱があり、多くの関係者が感動を共にしました。
宮崎朝子さんのコメント
式典後、宮崎さんは「川崎で生まれ育った私が新小倉小学校の校歌を作れることは本当に喜ばしいです。児童たちとともに創り上げられたことは、素敵な思い出になりました」と語り、児童の主体性に感動したことを伝えました。
児童たちの感想
6年生の児童は、「校歌に入れたい言葉が反映されていて、感動しました」と話し、宮崎さんの思いと全校の児童の思いが一体になってできた校歌の素晴らしさを実感している様子でした。
新小倉小学校の校歌は、地域の絆や未来への希望を育む大切な歌として、これからも長く歌い継がれていくことでしょう。
お問い合わせ
新小倉小学校の校歌について音源を試聴希望の方は、川崎市教育委員会事務局教育政策室(電話 044-200-2838)までご連絡ください。