袖ケ浦発電所始動
2025-07-08 14:29:57

袖ケ浦バイオマス発電所が商業運転を開始し新たなエネルギー拠点に

袖ケ浦バイオマス発電所が商業運転を始める



大阪ガスの完全子会社、Daigasガスアンドパワーソリューション株式会社が出資する袖ケ浦バイオマス発電株式会社は、ついに袖ケ浦バイオマス発電所の商業運転を開始しました。この発電所は千葉県袖ケ浦市に位置し、国内で最大級のバイオマス専焼発電施設として、発電容量はなんと75,000kWを誇ります。さらに、その高い発電効率の実現も魅力の一つです。

大ガスグループにとって、これは7つ目のバイオマス専焼発電所であり、同グループが独自に開発・運営するプロジェクトとしては2か所目となります。これにより、大ガスの再生可能エネルギーのポートフォリオがさらに充実し、より持続可能な未来に向けた一歩を踏み出しました。

過去の火災事故への対応



袖ケ浦バイオマス発電所は、2023年1月に発生した燃料中継基地の火災事故により、多くの方々にご心配をおかけしました。関係者及び近隣住民の方々には、大変なご迷惑をお掛けしたことを心からお詫び申し上げます。この事故を受けて、再発防止策を徹底し、安全かつ安定した運営を行うことを今後の大きな課題として認識しています。

大ガスの再生可能エネルギーへの取り組み



Daigasグループは、2050年のカーボンニュートラルを目指し、国内外で再生可能エネルギーの拡充に向けた戦略を立てています。具体的には、2030年度までに再エネの普及拡大を図り、目標として掲げているのは500万kWの再エネ供給です。現在のところ、袖ケ浦バイオマス発電所を含めた再エネ普及貢献量は374万kWに達しています。

都心からもアクセス良好な袖ケ浦市で新たに始まったこのプロジェクトは、低炭素・脱炭素社会の実現に向けて大きな役割を果たすことでしょう。 バイオマス発電は、持続可能なエネルギー源としての特性があり、木質ペレットを燃料として利用していることから、資源の再利用や環境保護にも貢献しています。

袖ケ浦バイオマス発電所の基本情報



この発電所は、千葉県袖ケ浦市中袖に位置し、旭化成株式会社の千葉工場内に設置されています。また、燃料貯蔵サイロは、NC東京ベイ株式会社の土地内に所在し、効率的な運営を実現しています。

事業会社情報


  • - 事業会社: 袖ヶ浦バイオマス発電株式会社
  • - 所在地: 千葉県袖ケ浦市中袖5番地6(旭化成株式会社 千葉工場内)
  • - 燃料貯蔵サイロ: 千葉県袖ケ浦市北袖14番地(NC東京ベイ株式会社敷地内)
  • - 代表者: 田中啓一
  • - 出資会社: DGPS(100%出資)
  • - 発電容量: 75,000kW
  • - 使用燃料: 木質ペレット

今後もDaigasグループは、再生可能エネルギーの電源開発や電気供給を進め、環境に優しい未来社会の実現に向けて邁進していくことでしょう。


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会社情報

会社名
Daigasグループ
住所
大阪府大阪市中央区平野町4丁目1番2号
電話番号

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