富士フイルムが新しい動物用免疫測定装置「AU20V」を発表
2023年7月18日、富士フイルム株式会社は、動物病院向けの新商品、動物用免疫反応測定装置「富士ドライケム AU20V」を発売しました。この製品は、2013年に登場した「富士ドライケム IMMUNO AU10V」の後継機となるもので、長年の経験を基にした改良が施されています。
自動希釈機能と直感的な操作性
新たに搭載された自動希釈機能により、従来の手間を省き、ワンストップで免疫検査を完了することが可能です。また、カラータッチパネルが搭載されており、これにより視覚的な分かりやすさが向上。ユーザーは直感的に操作を行うことができるため、操作ミスを減少させることが期待されます。
動物病院での利用に特化したこの装置は、小型であるため、限られたスペースでも設置が容易です。これによって、動物の健康管理が一層迅速に行えるようにサポートします。
どのように利用されるのか
「AU20V」は、血液や尿などのサンプルから免疫反応を測定するために使用されます。これにより、動物における感染症やアレルギー反応などを早期に発見することができ、適切な治療を迅速に行うための重要なツールとなります。
ほかの機能
さらに、装置の設計には動物病院スタッフに配慮した工夫がされています。精度の高い測定が可能であることはもちろん、手入れやメンテナンスも容易に行えるような設計になっています。また、製品は富士フイルムメディカルと富士フイルムVETシステムズの2社を通じて販売され、動物病院のニーズに応えるように調整されています。
今後の展開
富士フイルムは、動物医療の品質向上に貢献することを目指し、今後も新技術や製品を開発していく予定です。動物の健康管理に寄与する「AU20V」の登場は、業界における明るいニュースとして期待されています。
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健康な動物のために、富士フイルムの新しい技術にぜひご期待ください。