国際工業規格管理革命
2025-07-01 17:22:54

次世代の国際工業規格管理を革新する「Engineering Workbench」の販売開始

次世代の国際工業規格マネジメントプラットフォーム「Engineering Workbench」が登場



サイバネットシステム株式会社(本社:東京都)は、ACCURIS(アキュリス)との販売代理店契約に基づき、最新の国際工業規格マネジメントプラットフォーム「Engineering Workbench」を2025年6月より販売およびサポートを開始することを発表しました。このプラットフォームは、進化し続ける国際工業規格の管理を効率化するために開発されたもので、400以上の規格発行団体からの300万件を超える規格情報がクラウド上で容易にアクセス可能になります。

国際工業規格の複雑化


近年、国際標準化はマネジメントやサービス、社会システムなど幅広い分野に拡大しており、その数はISOを含む25,000件以上に及びます。しかし、発行される規格は依然として紙媒体やPDF形式で行われているため、企業はこれらの情報の最新性を維持することが難しくなっています。多くの事業者が規格文書を個別に保管していることから、情報共有や検索が煩雑になり、開発コストの増大やスケジュールの遅延などのリスクをはらんでいます。

Engineering Workbenchの特長


「Engineering Workbench」は、その課題を解決するために設計されています。このプラットフォームの主要な特長は以下の通りです。

  • - 検索機能: 必要な規格文書を迅速に検索し、社内で簡単に共有が可能です。
  • - 改訂通知機能: 関連する規格文書が更新されると、ユーザーにメールで通知が届くため、情報を見逃すことがありません。
  • - 改訂箇所表示機能: 規格の新旧版の変更点が色分け表示され、迅速に影響範囲を確認することができます。

これにより、企業は規格文書の管理や運用にかかる時間やコストを大幅に削減し、業務プロセスの改善を図ることができます。

新たなSMART規格への対応


また、Engineering Workbenchは次世代のSMART規格(Standards Machine Applicable, Readable and Transferable)にも対応しています。このSMART規格は、従来のISO/IEC規格を機械が読み取り、適用可能な形に進化させることを目指しています。これにより、QAプロセスやエンジニアリングのプロセスとの整合性が高まり、生産性の向上が期待されています。

業界のパートナーシップ


ACCURISの河野一氏は、「Engineering Workbench(EWB)が、規格とエンジニアリング業務プロセスをシームレスに統合し、製造業の生産性を飛躍的に向上させることを期待しています」と語ります。このように、国際工業規格の管理が一層進化することで、多くの製造業者が恩恵を受けることができるでしょう。

最後に


今後もサイバネットシステムはACCURISの製品群を通じて、エンジニアリングの効率化と持続可能な成長を目指していく方針です。「Engineering Workbench」は、製造業における新たな革新の一翼を担う重要なツールとして位置づけられています。詳細については、こちらのWebサイトでご確認ください。


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会社情報

会社名
サイバネットシステム株式会社
住所
東京都千代田区神田練塀町3富士ソフトビル
電話番号

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