2025年2月15日から3月14日までの期間、北海道の新千歳空港にて「CHaT VEGAN AND GLUTENFREE」のスイーツショップが期間限定でオープンします。このショップは、アレルギーや宗教、健康に配慮したスイーツを提供することで、旅行者が安心して楽しめるスイーツを提供することを目指しています。
「CHaT VEGAN AND GLUTENFREE」の運営を担う株式会社TREASURE IN STOMACHは、「One table for everyone」という理念のもと、すべての人が食を楽しめる世界の実現を目指しています。北海道札幌市を拠点に、先進的なアレルギー対応スイーツを製造・販売する同社は、現在札幌市内に2店舗を展開。札幌三越には常設店舗もあり、常時20〜30種類のヴィーガン及びグルテンフリーの焼き菓子やケーキを取り揃えています。
期間限定出店では、旅行者が手に取りやすいクッキーなどの焼き菓子を中心に展開されます。また、使用していない原材料をアイコンで表示し、英語のプライスカードも配置するなど、海外からの訪問客に向けたサービスを強化しています。これにより、アレルギーを持つ旅行客や健康志向の方々にも安心してスイーツを楽しんでもらえる仕組みです。
最近では、アレルギーや健康を気にする人たちの需要が高まっています。柴田愛里沙代表は北海道でこうした商品を見つけることが難しいと感じており、今回の出店を通じて同様の悩みを抱える人々に喜んでもらえる商品を提供したいと語っています。特に、ムスリムフレンドリーなスイーツに対する需要も高まっており、旅行中に安心して食べられる選択肢を増やすことは重要な課題です。
今回販売されるスイーツの中には、チョコチップクッキーや抹茶ボーロなどがありますが、すべてヴィーガンかつグルテンフリー、さらに白砂糖不使用です。特に、抹茶ボーロや「森からの贈り物 VEGA AND GLUTENFREE COOKIES」は、こだわりの素材を使い、誰もが楽しめる味わいに仕上げられています。
この出店は、新千歳空港に「バターのいとこ」を展開している株式会社GOODNEWSの取り組み「GOOD NEWS NEIGHBORS」の一環で行われます。この活動は、北海道の魅力を活かした商品を応援すると同時に、廃棄されがちな材料を大切に使い、フードロス削減につながるような取り組みです。
「CHaT VEGAN AND GLUTENFREE」は、単なるスイーツショップではなく、食を通じて社会的課題に取り組む姿勢を大切にしています。食文化を幅広く楽しめるよう、さまざまなアプローチで取り組む姿勢が評価されており、これからの展望にも期待が寄せられています。
期間中は営業時間が8時から20時までとなりますので、旅行者はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。新しい健康志向のスイーツを体験するチャンスです。