グッドリレーションズ、クラウド通信サービスの普及へ向けJUSAに加盟

株式会社グッドリレーションズは、2023年に一般社団法人日本ユニファイド通信事業者協会（JUSA）に正式に加入したことを発表しました。これは、自社が開発・提供するクラウドPBX「GoodLine」とクラウドCTI「GoodCall」の市場における位置づけを強化するための重要なステップです。

JUSAの役割とは

JUSAは、クラウド電話やSMS配信、その他のユニファイド通信サービスを提供する通信事業者によって構成された団体です。主な活動としては、業界の市場分析、法律遵守に関する指針作成、事業者間での情報交換を行うことが挙げられます。また、日本国内におけるユニファイド通信の健全な成長と発展を目的に、通信基盤をもとにした新世代のサービスの創出を目指しています。

特に注目されるのは、JUSAが推進する「番号停止スキーム」です。この取り組みは、特殊詐欺などで悪用された電話番号の利用停止を促進し、総務省や警察庁と連携を強化することで、安心・安全な通信環境を構築するためのサポート機能を果たしています。グッドリレーションズの加入により、同社が提供するクラウドサービスがこれらの活動と連動することが期待されています。

グッドリレーションズの成長ビジョン

グッドリレーションズは、クラウドPBX「GoodLine」およびクラウドCTI「GoodCall」の開発を通じて、企業向けのコミュニケーションの革新に貢献しています。特に、2024年度には、アジア地域において米国のCIOReview APACから「最優秀クラウド電話ソリューション企業」として表彰されるなど、国際的な評価を受けています。これは、グッドリレーションズが企業のデジタルトランスフォーメーション（DX）を支援する中で、電話インフラの現代化に尽力している結果といえるでしょう。