株式会社エーアイエスが提供する新たなITソリューション「MightyChecker EX」
株式会社Ubicomホールディングスの子会社である株式会社エーアイエスが、医療機関向けの経営支援ITソリューション「MightyChecker® PRO」のサポートを終了し、次世代モデル「MightyChecker® EX」への切り替えを進めることを発表しました。この決定は、顧客の利便性向上を目指し、最新のAI技術を活用したサービスを提供するための重要なステップです。
「MightyChecker EX」の特長と利便性
「MightyChecker EX」は、レセプトの点検をAIを用いて行う新しいレセプトチェックシステムです。このシステムは、レセプトコンピュータと連携し、誤請求や請求漏れを防ぎつつ、医事課業務の効率化を図ります。これにより、医療機関がレセプトチェック業務をよりスムーズに行えるようになるのです。具体的には、医療データを正確に把握し、業務を迅速に進めることが可能になります。
優れたサポート体制を目指して
エーアイエスは、「MightyChecker EX」への移行により、既存のユーザーにも新しい機能や快適な操作環境を提供することを約束しています。また、今後新規ユーザーに対しても、従来にはない新たな価値を創出し、高度なサービスを展開していく方針です。
この移行により、エーアイエスは「第2成長フェーズ」と呼ばれる成長戦略を一層推進し、2025年3月期第1四半期のメディカル事業営業利益率63.5%をさらに拡大させていく考えです。これによって、株主の皆様に対する企業価値向上を実現することも目指しています。
医療分野を変革する先進企業
株式会社エーアイエスは、2007年に「MightyChecker® PRO」を発売し、以降2014年まで新規販売を行ってきました。これまで多くの医療機関から支持を受け、事業を拡大してきた同社は、医療機関向けの経営支援ITシステムのパイオニアとしての地位を確立しています。近年では、電子カルテとの連携を強化する「Mighty QUBE® Hybrid」なども提供し、医師の働き方改革に寄与することを目指しています。
今後の展望
エーアイエスは、医療機関向けの経営支援ソリューションの開発に注力し、約2万の医療機関データを利用した新たなプラットフォームビジネスにも取り組んでいます。また、生命保険や損害保険の分野に向けた「保険ナレッジプラットフォーム」の提供も開始しました。これにより、医療データベースや蓄積された知財を有効活用し、新しい医療支援の形を模索しているのです。
今後もエーアイエスは、顧客基盤を活かした新しいプラットフォームの提供を進めることで、医療機関向けITソリューション市場でのリーダーシップを強化していくでしょう。