Hondaが手掛ける新しい交通安全アイテム
今年の10月、子どもたちの安全を強く願うHondaが新たに発表したのが「肩にかけるおまわりさんまもってトート」です。このアイテムは、子ども向けの交通安全教育の一環として、交通事故の増加が懸念される夕暮れ時に特化したデザインになっています。
商品化の背景
近年、特に子どもが巻き込まれる交通事故が多発しており、その中でも7歳の子どもがもっとも多くの事故に遭っています。これを受け、Hondaは2019年から交通安全トートバッグを無料配布し、その反響を受けてこの度、正式に商品化を決定しました。
このトートバッグは、ドライバーの視認性を高めるための反射材を使用しており、クルマのヘッドライトが当たると光る仕組みになっています。まるで「おまわりさん」が子どもたちを見守ってくれるかのような安心感を提供します。この商品の目的は、暗くなる時間帯における子どもたちの安全を確保することです。
交通安全への取り組み
Hondaは「Safety for Everyone」をグローバルスローガンに掲げ、子どもたちへの交通安全教育に取り組んできました。特に「まもってトート」の開発においては、事故防止効果を高めるため、反射材によって視覚的な警告を提供することに注力しています。このトートバッグは、まさに子どもたちの安全を守るサポーターです。
商品詳細
- - 商品名: 肩にかけるおまわりさん まもってトート
- - 価格: 3500円(税抜)
- - サイズ: 幅37cm、高さ36cm、持ち手48cm、重さ236g
- - 素材: 本体は綿100%、リフレクターテープはポリ塩化ビニール
- - 発売日: 2020年9月21日
このトートバッグは、Hondaウエルカムプラザ青山をはじめ、都内のセレクトショップや人気ブランド店舗でも取り扱っています。また、公式オンラインストアでも購入可能です。
キッズデザイン賞の受賞
「まもってトート」は、第14回キッズデザイン賞の「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門」を受賞しています。この賞は、安全で楽しく育つ環境を子どもたちに提供するための優れたデザインを表彰するものであり、この受賞が本商品の品質と意義を裏付けています。
Hondaの教育プログラム
Hondaでは、小学校入学前の幼児向けに交通安全教育プログラム「あやとりぃひよこ」を実施しており、参加者に正しい道路の歩き方を教えることで、安全意識を高めています。昨年度には、全国で約3,000回の教室が開催され、約20万人の子どもたちが参加しました。
まとめ
交通事故を確実に防ぐものではありませんが、子どもたちが安全に登下校できるよう、Hondaの「肩にかけるおまわりさんまもってトート」は大いに役立つアイテムとなることでしょう。夕暮れ時の事故防止が急務となる中、親としてもこのトートバッグを手に入れ、子どもたちの安全を見守る一助としてほしいです。