海洋技術の最前線が集結する「マリンテックサミット2024」
海洋技術の未来を見据えたイベント「マリンテックサミット2024」が迫っています。このサミットは、陸上養殖や藻場再生、海中ドローン、さらには船の自動運転技術など、さまざまな革新的な海洋関連技術が一堂に会する機会です。これらの技術に興味を持つ起業家や投資家、研究者などを対象としたこのイベントは、課題解決や新しい産業の創出を目的として開催されます。
サミットの目的とコンセプト
「マリンテックサミット2024」のコンセプトは、「マリンテックの未来を共に創る」です。日本が直面する海洋技術の普及を加速させ、参加者が現状の課題を深く理解し、具体的な解決策を模索する場となります。特に、昨今の気候変動や環境問題の影響を受けている海洋産業において、最新技術はどのように役立つのかを探る貴重な機会です。
基調講演の内容
イベント初日には、基調講演が行われる予定で、さまざまな立場から海洋技術が持つ可能性について語られます。基調講演のテーマは「地域共創によるマリンテックインキュベート」です。日本が抱える海洋産業の課題や、最新技術がどのように影響を及ぼすのかを、専門家や関係者の視点から学びます。
講演者のラインナップ
講演には、さまざまなバックグラウンドを持つ専門家が登壇します。
1.
東 博暢氏(株式会社日本総合研究所)
2.
佐藤 真希子氏(チャレンジパートナーズ)
3.
江崎 修央氏(鳥羽商船高等専門学校)
4.
吉賀 智司氏(株式会社FullDepth)
各講演者は地域の海洋産業の活性化に向けた取り組みを共有し、参加者とともにインスピレーションを受ける機会を提供します。
分科会の内容
サミットでは基調講演のほかに、複数の分科会が開催されます。分科会では、「マリンテック×ファンディング」や「マリンテック×海の次世代モビリティ」など、専門的なテーマを扱い、参加者同士の意見交換を促進します。特に、資金調達や社会的課題の解決に取り組むスタートアップ企業の声に耳を傾けることが重要です。
実地ツアーの実施
また、サミット翌日の12月23日(月)には、実際に海洋技術の取り組みを体験できるマリンテックツアーも用意されています。志摩市の現状や課題について深く知り、英虞湾の実証実験を実施する企業の活動を直接見ることができます。このツアーは、日本の美しい海を体感しながら、海洋技術の価値を再確認できる貴重なチャンスです。
参加方法
参加を希望する方は、申し込みページから必要事項を記入の上、お申し込みをお願いします。一般の方も参加可能ですが、定員があるため早めの申し込みをお勧めします。まさに海洋技術の最前線が集まる「マリンテックサミット2024」。今後の海洋技術の発展を見据えたこのイベントにぜひご参加ください。