新たな踏み出し、AIチャットツール「IR QA bot」
株式会社Mutualが、このたびIR(インベスター・リレーションズ)に特化したAIチャットボット「IR QA bot」のベータ版を発表しました。このツールは、投資家からの問い合わせに迅速に対応できるよう設計されており、企業コンタクトの手間を大幅に削減します。
IR QA botの概要
「IR QA bot」は、2023年11月にリリースされたQ&Aプラットフォーム「QA Station」の情報を基にしており、複数の上場企業の情報を集約・蓄積しています。このプロジェクトは、生成AIを用いた業務効率化ツールを開発する株式会社SALT2との共同作業の成果です。SALT2は、技術力を駆使して、より正確な回答を自動生成できるAIチャットボットの実現を目指しました。
使いやすさを追求した設計
IR QA botは、最新のGPT-4oを基本に構築されており、企業特有の事情に即した質の高い回答を提供するためのアルゴリズムが組み込まれています。ユーザーは、広範な情報へアクセスし、必要なデータを瞬時に取得することが可能です。
IR QA botの利点
このAIチャットボットを利用することで、以下のような数多くのメリットがあります。
投資家にとっての利便性
- - 初期リサーチの効率化: 利用者は、企業についての基本情報を早速確認できます。
- - 即時回答の実現: 従来のように企業からの回答を待つことなく、必要な情報に迅速にアクセスできます。
企業にとっての利点
- - 重複質問の削減: よくある質問がAIによって自動的に処理されるため、IR担当者の負担が軽減されます。
- - 投資家の関心を把握: 質問履歴を分析することで、投資家が何に興味を持っているかを把握することができます。
- - 教育の効率化: 新人担当者のトレーニングに役立つ情報源となります。
このように、IR QA botは投資家と企業の両方にとって、大きな価値を提供することを目指しています。今後はさらに多くの機能を追加して、ユーザーのニーズに応えていく予定です。
現時点での掲載企業
本ツールに参加している企業には、以下のような著名な企業があります:
- - ツクルバ
- - アズ企画設計
- - セレス
- - rakumo
- - BlueMeme
- - かっこ
- - スパイダープラス
- - サーバーワークス
- - トビラシステムズ
- - サイバーセキュリティクラウド
- - Rebase
- - リアルゲイト
- - エラン
- - フォースタートアップス
- - ASNOVA
- - フューチャーリンクネットワーク
- - スマサポ
注意事項
「IR QA bot」は、AIによる回答生成を提供していますが、その情報が必ずしも正確であるとは限らないことに注意が必要です。具体的な情報については、必ず直接企業にお問い合わせいただくことを推奨します。
また、利用企業がQA Stationに入力したIR情報は、OpenAIを通じて機械学習に利用され、情報の保護についても企業は合意の上で使用します。
お問い合わせ情報
IR QA botに興味をお持ちの方は、以下の方法でお問い合わせください。
こちらのリンク
株式会社Mutualは、東京都千代田区に本社を置き、IR支援事業を行っている企業です。また、協力企業である
株式会社SALT2は、生成AI技術を活用した開発に特化しています。
AI技術が進化する中、IR QA botは投資家と企業の架け橋となる画期的なツールです。投資環境が日々変化する中で、的確な情報を迅速に手に入れる手段としての活用が期待されます。