マクニカが新機能「Macnica ASM」Webポータルを発表
株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市)は、自社の「Macnica Attack Surface Management」(以下、Macnica ASM)において、新たに顧客向けのWebポータル機能をリリースすることを発表しました。この新機能は、企業のサイバーセキュリティ運用をより効率化し、ユーザーが必要な情報のみを迅速に把握できるように設計されています。
近年、企業を狙ったサイバー攻撃が著しく増加し、特にインターネット上に露出した脆弱なシステムが攻撃対象となることが多くなっています。このため、外部に公開している資産の把握とそのリスク管理が今や多くの企業にとって不可欠な取り組みとなっています。マクニカは2021年6月に、自社独自のASMをいち早く導入し、企業が外部からの脅威に対処できるよう支援してきました。
従来、リスク情報は定期的なレポートやメールを通じて提供されていましたが、Webポータルの導入により、ユーザーはより直感的に情報を確認できるようになりました。ポータルは、日本の企業のASM運用に特化したユーザーインターフェース(UI)を備えており、専門家によって精査された真に重要な情報のみが提示されます。
新ポータルの特長とは?
1.
自社関連資産の可視化
ポータルでは、発見された外部公開資産やリスク情報が精査・トリアージされた状態で表示されます。これにより、自社のドメインやIPアドレス、サービス等の資産情報を一目で確認できるようになります。また、各資産には任意にタグを付与することができ、管理も簡単です。
2.
リスク対処の進捗管理
脆弱性や外部公開ポートといったリスクに対処状況をわかりやすく表示でき、各リスクごとの対処タイムラインも記録可能です。これにより、リスクに対する取り組みを効率的に進めることができます。
3.
脆弱性の対処管理
最新の脆弱性情報に対し、専門家が攻撃者の動向やリスクを評価し、優先度をつけます。対処が必要なリスクのみが即時に通知され、ポータルでも詳細情報や推奨対処が確認できます。
このように、Macnica ASMポータルは企業のセキュリティ対応をスムーズに進めるための強力なツールとなります。特に、不必要なアラートに煩わされることなく、重要なリスクへの対応に集中できる環境を提供する点が評価されています。
マクニカが描く未来
マクニカは、今後もASMの機能を拡張し続け、企業が外部公開資産に起因するインシデントのリスクを減少させるための努力を続けていきます。サイバーセキュリティ攻撃が続く中、企業が安全な運用を実現するには、より先進的な取り組みが求められています。
本ポータルは、マクニカのセキュリティ研究センターが培った知見を活かした優れたソリューションの一環であり、国内シェア第1位のASM市場で競争力を持つ理由でもあります。
この新しいWebポータルを通じて、マクニカはより多くの企業が効率的かつ効果的にリスク管理を行えるよう、サポートを続けていきます。
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