大阪・堀江の発酵カフェ「welala」
8月8日、いわゆる「麹の日」に合わせて、大阪・堀江のカフェ「koji zakka & cafe welala(ウィララ)」で発酵文化を楽しむイベントが開催されます。オーナーの鈴木実麻さんは、京都の伝統と発酵文化に親しんできた経験を生かして、地域の人々に「伝統文化をもっと身近に感じてほしい」との思いを込めてお店を立ち上げました。
発酵文化を楽しく
welalaでは、発酵の魅力を広める様々な企画が用意されています。甘酒や麹が健康や美容に良いことは多く知られていますが、それだけでなく、親子連れや若い世代、地域の方々が気軽に発酵を体験できるような内容が充実しています。この夏は「発酵のある暮らし」の入り口として、お店から様々な発信が行われていきます。
「麹の日」が設定された背景には、漢字の「麹」に含まれる「米」という文字を分解してできる「八十八」に由来しています。1995年にハナマルキ株式会社によってこの記念日が制定され、日本の発酵文化を再認識し、広めることを目的としています。
楽しい「学び」の場
welalaでは、「麹は難しそう」といったイメージを払拭するために、発酵をもっと楽しく、おしゃれに、日常に取り入れる体験を提案しています。鈴木さんは、製薬業界での経験と伝統文化への親しみを融合させ、「健康とは日々の積み重ね」であるとの実感から、麹という食材に目を向けました。
店内では、甘酒や麹を使用したコーヒー、発酵スキンケア商品を提供しており、訪れた人々はリラックスしながら「発酵のある暮らし」を楽しむことができます。洗練された雰囲気の店内は、コンクリート打ちっぱなしのスタイリッシュなデザインで、堀江の街に溶け込んでいます。
8月の特別なイベント
特に8月は「発酵月間」として位置づけられ、多彩な企画が実施されます。親子向けの縁日イベントや美容と料理に関連するワークショップなどが行われ、発酵の楽しみ方が直接体験できる機会となります。また、8月8日はwelalaのマスコットキャラクター「こーじくん」の誕生日でもあり、この日に限り夜22時まで特別にBar営業も行います。発酵ドリンクや麹を使ったカクテルが楽しめる特別な夜に多くの人が集まることでしょう。
伝統と現代の調和
welalaの目指すところは、伝統的な日本の知恵を現代の感性で楽しく伝えることです。「麹の力、知らないのはもったいない」というキャッチコピーのもと、文化を学ぶだけではなく、実際に触れたり味わったりする「体験」を重視しています。
これからもwelalaは、新しいタイプの発酵ライフを広め続け、地域の人々に愛される空間を提供していくことでしょう。発酵文化の新たな魅力を体験する機会として、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
店舗情報
この夏、大阪・堀江で発酵の楽しさを共に体験しましょう。どんどんと広がる発酵文化が、きっと新たなライフスタイルのヒントを与えてくれるはずです。