深地宏昌の10年の軌跡を辿る個展が京都で開催！

深地宏昌の個展「10 Years of Plotter Drawing」

デザイナーおよびグラフィックリサーチャーの深地宏昌が、京都にあるMON GALLERY AND WINE BARで個展「10 Years of Plotter Drawing」を開催します。この個展は、2025年11月22日から12月7日までの期間に渡り情報を展開し、深地が10年間にわたって追求してきたプロッターを用いた独自の表現を紹介します。

プロッタードローイングの魅力

本展では、プロッタードローイングという手法を用いてデジタルとリアルの境界を探り、偶発的な表現を生み出す作品が展示されます。新作と旧作を織り交ぜた展示構成は、深地のこれまでの軌跡を辿る貴重な機会です。

新作の「OnWood」シリーズでは、ヒノキの板にプログラミングを用いて描かれた木目のグラフィックが特徴です。有機的な自然の木目と人工的なデザインが見事に融合し、デジタルとリアルの間に新たな風景を創出しています。この作品は、まさに技術と自然が共鳴する瞬間を捉えています。

多彩な作品群

さらに「SPUR」シリーズや「Poly & Arc」シリーズなど、さまざまな筆材を使った作品も見逃せません。これらの作品は、プロッタードローイングの多様性と深さを際立たせ、訪れる人々に新しい視点を提供します。

深地宏昌のプロフィール

深地宏昌は、大阪府に生まれ、視覚表現を探求するデザイナーであり、グラフィックリサーチャーです。彼の主宰するスタジオ「DIGRAPH」での活動は、プロッターを駆使した様々な表現を生み出しています。その業績は、カンヌライオンズやニューヨークTDC賞、D＆ADアワードなどにおいて評価され、多数の受賞歴を誇ります。

個展の詳細

- 会期: 2025年11月22日（土）から12月7日（日）まで
- 作家在廊日: 11月22日（土）、23日（日）、24日（月・祝）
- 会場: MON GALLERY AND WINE BAR

京都府京都市中京区上一文字町285
MON公式サイト

MON GALLERY AND WINE BARとは

MON GALLERY AND WINE BARは、2023年にオープンしたアートとワインを楽しむための場です。ここは、デザイン事務所「株式会社エコノシスデザイン」が運営し、アート・工芸品・骨董品の展示と販売を行うギャラリーと、多国籍のナチュラルワインを提供するワインバーが融合した独特の空間を提供しています。

50年の歴史を持つビルを改修し、建築家の畑友洋氏が設計したこの場所では、昔ながらの独自性を活かしつつ、より洗練されたアートスペースが広がっています。