循環葬「RETURN TO NATURE」が2025年度グッドデザイン賞を受賞
at FOREST株式会社が誇る循環葬「RETURN TO NATURE」が、2025年度のグッドデザイン賞を受賞しました。これは、公益財団法人日本デザイン振興会が主催するもので、日本を代表するデザインの評価とプロモーション活動の一環です。受賞を祝う中、循環葬が持つ新しい意味について詳しく探っていきましょう。
循環葬「RETURN TO NATURE」とは?
「RETURN TO NATURE」は、自然と人間の調和をテーマにした新しい葬儀の形です。特徴として、墓標を持たず、土壌学の専門家の監修のもと、放置されていた社寺林の土中にご遺骨を埋葬します。これにより、遺骨が土壌に還元され、森の栄養となります。シンプルな理念「森と生きる、森に還る、森をつくる」を掲げ、豊かな自然環境の構築を目指しています。
環境と経済の両立を評価
グッドデザイン賞の審査委員からは、「森をお墓にする」という独自のアイディアと、放置されていた社寺林を再生しつつ、収益性をも考慮したビジネスモデルが高く評価されました。この新しい試みは、伝統的な墓地とは一線を画すものであり、ビジネスと環境保護の両立を実現する可能性を示しています。
循環葬の背景と必要性
人口の減少や多死社会の進行によって、無縁墓が増加している現代において、「RETURN TO NATURE」は次世代に向けた持続可能な解決策を提供します。経済的な負担を軽減しつつ、故人と自然を結びつけ、残された家族にも森林浴という新しい形の思い出作りを提案します。
これからの展望
at FORESTはこの受賞をきっかけに、サービスの拡充を目指しています。今後も新しい拠点を開設し、多くの人に「森に還る」という選択肢を提供する方針を示しています。また、売上の一部は森林保全活動に寄付され、さらなる森の再生を支援しています。定期的にオンライン説明会や現地案内会を開催し、参加者にその理念を直接ご説明しています。
結び
「RETURN TO NATURE」は、ただの葬儀ではなく、生命の循環を象徴するサービスです。私たちの未来を見据えた取り組みは、環境保護に貢献するだけでなく、社会にも新しい価値観を創造するでしょう。at FORESTが提案するこの新たな生き方が、今後どのように広がっていくのか注目が集まります。
会社概要
名称: at FOREST株式会社
所在地: 兵庫県神戸市中央区浪花町56 KiP内
代表者: 小池友紀
設立: 2022年5月
公式サイト:
returntonature.jp
この取り組みに関心がある方々は、ぜひ公式ウェブサイトからまたは以下の連絡先でお問い合わせください。新たな仲間も随時募集しています。
email:
[email protected]